- 学生取材班、放射光科学研究センターへ!
- 2009/11/25
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「学生取材班が行く」コーナーでは、たびたびご紹介している広島大学の施設紹介シリーズ。
普段、足を踏み入れる機会のない施設で、そこで行われている研究について先生たちにお話を聞くことは、いつも新しい発見と驚きに満ちています。今回は、放射光科学研究の国内拠点の一つでもあり、全国共同利用施設としてたくさんの研究者が利用している、広島大学放射光科学センターに行ってきました!
さっそく、谷口雅樹センター長に、施設を案内していただきました。
「放射光」とは、簡単に言うと、高速で磁石の間を通過する電子が、進行方向に発する強力な光のこと。
その光を物質に照射することで物質から電子が放出され、その電子のエネルギーを測定することで、物質内部の電子エネルギーを調べることができるんだとか。
施設を案内していただいた谷口雅樹センター長巨大な実験装置の一部
放射光実験棟の中には、まるで太陽のような銀色で巨大な実験装置が!
中央の電子蓄積リングからのびた放射線状のラインの先から放射光を取り出し、物質に照射する実験が行われています。
放射光を用いた実験ができるセンターは少なく、国内・国外から多くの研究者がおとずれ、実験が行われているそうです。
今回も、広大の研究施設を新発見!
詳細は、1月号の「学生取材班が行く」をご覧ください。広島大学放射光科学研究センターhttp://www.hsrc.hiroshima-u.ac.jp/