HU-style

2010年9月 バックナンバー

読書特集 撮影編2
2010/09/10

引き続き、読書特集の撮影の裏側を紹介します♪
今回はHU-style裏表紙の「スナップ×スナップ」ふうにお伝えします☆

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<No.1>「モデルさんへの取材inカフェテラス」

モデルさんに少し緊張ぎみ?のスタッフ(右)。
真ん中には何やら怪しいカメラマンの姿が…(笑)。

 

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<No.2>「本番スタート!」
背景、小物、配色、目線、表情…全てをチェックして、まさに撮影を行う瞬間。
スタッフもモデルさんも真剣な表情です。

 

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<No.3>「撮影の合間の1コマ」
チームみんなの息が合って、ここまで順調に進む撮影。
だけど、みんなの視線はバラバラです(笑)。

 

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<No.4>「おまけ」
ベストショットを追及して何十枚も撮り続けたカメラマン。
ご褒美とばかりに2ショットで記念撮影です。
えっ?これが今日のベストショットだって?




ええい、スタッフの写真はもういい!
もっとモデルさんの写真が見たい!という方へ。
10月号の特集ページを是非ご覧ください(笑)。
ベストショットに加えて、
モデルさんの読書に関するコメントもいっしょに記事になっています☆
それでは、続きは誌面で♪


【学生スタッフ:今津大紀(教育学部4年)】

 

 

読書特集 撮影編
2010/09/06

朝と夜は少し涼しくなってきましたね。
ただ、昼間は本当に暑くて暑くて暑いですね…。

今回はそんな暑い暑い昼間に、モデルさんの撮影を行いました。
モデルさんには「秋っぽい服装で」とお願いしていたため、さらに過酷な条件での撮影と
なってしまいました。本当にお疲れさまでした☆

モデルさんといっても表紙撮影ではなく、読書特集のページに出てもらうモデルさんの
撮影です。
「読書特集なのにモデルさん?」
と疑問に思う方も多いと思いますが、これこそが今回の特集の一つの売りになるはず。
ファッション雑誌でおなじみの「読者モデル」ならぬ、「読書モデル」。
読書モデルさんたちを通して、“私の読書スタイル”を紹介するページになる予定です。

せっかくなので、今日いっしょに撮影を行ったスタッフのコメントをもらいながら撮影の裏
側を紹介します♪


林:「撮影はまず撮影ポイントのロケハン(ロケーションハンティング)から始めます。日光、
建物、風景の色などをチェックして、ベストな場所を探っていきます。」
 

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武林:「モデルさんの表情を和らげるために、色々と語りかけながらシャッターをきりました。
自虐ネタばかりを言うはめになりましたが、笑ってもらえたので結果オーライです!」
 

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この2人、カメラには詳しいのです。モデルさんもなかなか本格的な撮影に少しビックリされ
ていました。カメラだけにビックカメラ…いや、何でもないです。

特集ページはボリュームたっぷりになりそうです♪
「へぇ~」「イイね!」「面白い☆」と率直に言ってもらえるように、引き続き頑張っていきます。


【学生スタッフ:今津大紀(教育学部4年)】

10月号特集取材がスタートしました!
2010/09/01

8月も下旬に入りましたね。それなのに今日も猛暑でしたね。
そんな日は、「猛暑はもうしょーがない!」が合言葉。
まったく暑いんだか、寒いんだか…。
10月号が完成するころには、暑すぎず寒すぎず、そんな秋になってるのかな~?

こんなかんじで、8月24日から特集取材も本格スタートしました。
(実は、このゆる~い心構えが原因で?イタイ目に遭うのです。それは後に書きます。)

今日の取材内容の報告に入る前に、【特集ページ】について少しお話を。

特集は毎号4ページあります。過去の特集の一例としては、「ファッション特集」や「就活特集」
なんてものがありました。面白そうなテーマや興味をひくような出来事を特集していけたらなと
思っています。ミーティングで発案→議論→取材準備→→取材本番→原稿作成→編集という
流れでページが作られていきます。4ページの内容や構成を考えるのは大変だけど、一番や
りがいがあって楽しいです☆
 
バックナンバーの特集ページだけを見返して読んでいくのも面白いかもしれませんよ!
えっ?特集を作る方にも興味が出てきたって?
画面右側の「HU-styleを一緒につくりませんか?」をクリック♪クリック♪(笑)

そして、今回の特集テーマは「読書」。本に関して色々な方を取材し、読書の魅力を伝えられる
特集にしようと考えています。

さて、話はやっと振り出しに戻って(笑)、取材についての報告をします。

最初に取材に協力していただけたのはこの方です!(どどーん)

「日本近現代文学」専攻、瀬崎 圭二先生(文学部)です。

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瀬崎先生は笑顔が素敵で、生き生きと話されるのが印象的な優しい方でした。専門家や先生は
渋い顔をしながら語る…というのが自分の勝手なイメージだったので、余計に驚きました。

文学のプロである瀬崎先生には、例えばこんなことを聞いてみました。

・学生に薦めるオススメの1冊は?
・先生の読書観とは?
・インターネットが書籍に与える影響は?

あれ?字面だけみると、すごく堅い内容の取材ですね。(苦笑)
実際そんなことはなく、小説の魅力をわかり易く存分に教えていただきました。

ということで、「瀬崎先生が薦める1冊(Web版)」を紹介しちゃいます♪
瀬崎先生、解説よろしくお願いします。

○『晩年』太宰 治(著)

「これは太宰のデビュー作である短編集なんですよ。デビュー作なのに『晩年』。暗いイメージの
太宰らしさが出ていますね。でも、この「太宰=暗い」というのは、太宰自身が計算して作り出した
太宰のイメージ戦略だとも言われています。これを最初に読んだ高校生のときは、面白さがわか
らないところも多かったんですよ。けれど、作者の作品に込めた意図を考え、読者をこうやって操っ
ているんだなと思うことで、より文学が楽しめるようになってきましたね。」

10月号の誌面では、瀬崎先生の別のオススメ本を紹介します。

最後に「イタイ目に遇ったこと」を書いて、こんなにも長~くなってしまった記事を締めようと思います。

取材も終盤にさしかかり、「最後に広大生に読書に関してメッセージをお願いします!」と質問を投
げかけました。

「それじゃあ、少し文学者っぽくニヒリズム的なコメントをしてみようかな~」

と照れながら前置きをされた次の瞬間、強烈な言葉が放たれたのでした。

「10月号、秋だから読書を特集…。それは短絡的過ぎる。他の人にない発想や言葉を言うためにも
本に限らず、もっと多くの文学に触れてアイデアの幅を広げてみて下さい。」

胸を射られた、衝撃のラストでした。

しかし、こんなふうにまとめてしまうスマートさが流石だなぁ~と痛みを忘れて感心してしまいました。(笑)

10月号では、「瀬崎先生自身の魅力」と「文学の魅力」の両方がちゃんと伝わる誌面にしたいなぁ~
と思っています。

気を引き締め直して、次の取材も頑張ります!

瀬崎先生、ありがとうございました。


【学生スタッフ:今津大紀(教育学部4年)】


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