学生生活のサポート

「特に優れた業績による返還免除」の申請について

大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生であって,在学中に特に優れた業績をあげた者として日本学生支援機構が認定した場合には,貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度です。                                       学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか,専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍,ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し,学生の学修・研究へのインセンティブ向上を目的としています。
対象者等の詳細は下記のとおりですが,返還免除は本人からの申請に基づいて審査・決定されますので,申請希望者は,下記を熟読の上,期限までに手続を行ってください。

なお,例年,受付期間の後半は,申請者が集中し,申請書のチェックに長時間お待ちいただく傾向があります。早めに書類の提出をすれば,提出書類に不備があった場合も余裕をもって対処ができます。心と時間にゆとりをもって,できるだけ受付期間の早い時期に提出するようお願いします。

1.対象者:次の全てに該当する者

(1)大学院第一種奨学金採用者で,令和5年度中に貸与終了する者。

(2)課程修了は必ずしも要件としませんが,貸与終了時に在学している課程で「特に優れた業績」を挙げた者。(早期修了,退学又は奨学金の辞退等で予定者も含む。)

(3)(博士課程後期・博士課程(以下「博士課程」という。)の方のみ)業績「学位論文その他の研究論文」を提出した者。(原則として、令和元年度以降の第一種奨学生採用者から)

(4)(昨年度からの変更点①)令和5年度以降に博士課程において第一種奨学生として採用された方のみ)博士課程在学中に広島大学リサーチフェローシップ制度又は創発的次世代研究者育成・支援プログラムの支援を受けていない方

2.申請書類の準備

申請希望者は,大学院在籍中(第一種奨学金の貸与期間中に限る)の「特に優れた業績」を証明する資料を添付して,所定の申請書を提出していただきます。様式を作成する前に以下(1)~(6)の手順のほか,「記入要領」「記入例」を必ず確認してください。毎年,業績の証明書類の不備が多数見受けられます。会議名,雑誌名の記載ミス,マーカーの引き忘れ等ご注意ください。

(1)申請書類一式を下記からダウンロードし,必要事項を記入してください。ダウンロードの際には,フォント・フォントサイズは変更しないでください。なお,Macでダウンロードすると書式が崩れることがありますので,必ずWindowsでダウンロードしてください。

(2)「様式1_令和5年度業績優秀者返還免除申請書」記載の業績について,ひとつの業績につき1点,「業績を証明する書類」を準備して下さい。

(3)(昨年度からの変更点②)(2)の「業績を証明する書類」は,学内の選考委員会で確認後,最終的に日本学生支援機構へ提出する際は,一つの業績項目ごとに1点までしか送付できなくなりました。したがって,仮に日本学生支援機構へ書類を提出することとなった場合には,実際にどの「業績を証明する書類」の送付を希望するかどうかを「様式1_令和5年度業績優秀者返還免除申請書」の「資料番号」欄の該当する箇所に鉛筆で〇を付してお知らせ下さい。

(「業績項目」とは,「様式1_令和5年度業績優秀者返還免除申請書」の「業績の種類」欄の左側に付された1番(学位論文その他研究論文)から10番(ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績)までのそれぞれの項目を指します。例えば,仮に「1.学位論文その他研究論文」で5点,「5.発明」で2点,「10.ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績」で3点の業績がある場合は,学内の選考委員会で全ての実績を確認後,最終的に日本学生支援機構へ書類を送付する際には,それぞれの業績項目ごとに1点ずつ,合計3点の「業績を証明する書類」を選択して送付することになります。)

(4)(昨年度からの変更点③)(3)で選択した「資料番号」に係る「業績を証明する書類」は,1点当たりのページ数に上限が設けられています。こちらを確認の上,それぞれの「業績項目」ごとに定められた上限内にページ数を調整した資料を別途準備してください。

(5)上記書類について,提出書類として,各2部ずつ(1部はコピー可)準備してください。 なお,「返還免除申請チェックシート」と(4) で準備した資料は,1部のみの提出で結構です。

(6)医系科学研究科の学生は,霞地区運営支援部学生支援グループ(大学院担当)への提出書類があります。詳細は医系科学研究科HPからご確認下さい。

URL:https://www.hiroshima-u.ac.jp/bhs/adse/student/handbook/scholarship_tuition

 申請時に必要な書類

返還免除申請チェックシート.

論文数、学会発表数調べ

様式1_令和5年度業績優秀者返還免除申請書

様式1の業績を証明する書類

   *記入要領・記入例等

     記入要領 及びQ&A

     申請書(様式1)記入例

     証明書類参考例

     評価項目評価基準

3.提出期間 ・申請場所

令和6年1月4日(木)~令和5年1月18日(木)(郵送の場合、下記の「5.照会先」まで 必着)
なお,繰り返しになりますが,例年,申請最終日に近づくほど ,申請者が多くなり 最大3時間以上の待ち時間となることもあります。早めに提出すれば,提出書類に不備があった場合でも余裕をもって対処することができます。心と時間に余裕をもって,できるだけ早めに準備・提出するよう重ねてお願いします。

地区 期間 場所

東広島

令和6年1月4日(木)~1月12日(金)

9:00~11:00,13:15~16:15

学生プラザ3F

令和6年1月15日(月)~1月18日(木)

9:00~11:00,13:15~16:15

学生プラザ4F多目的室

令和6年1月4日(木)~令和6年1月18日(木)

開室時間内

霞地区運営支援部

学生支援グループ

東千田

令和6年1月4日(木)~令和6年1月18日(木)

開室時間内

東千田地区

学生支援室

4.「特に優れた業績」の例

次に掲げる業績は,全て自分の「専攻分野に関連した教育研究活動の成果」であることが必要で,今年度中に成果を得られる予定(内定等)のものも含みます。)

(1)研究論文への高い評価。(学位論文を含む。その際は「論文要旨」を提出。)
  (例)・関連した研究内容の学会での発表
     ・学術雑誌への掲載
     ・表彰           

     ・日本学術振興会特別研究員に内定(特別研究員内定書の写し)

(2)学位論文に代えることができる特定の課題についての研究の成果が特に優れている。

(3)当該専攻分野に関連する分野の基礎的素養であって当該前期の課程において修得し,若しくは涵養すべきものについての試験の結果が特に優れている。

(4)著書,データベースその他の著作物等が,社会的に高い評価を受ける。

(5)発明(特許・実用新案)・発見等が,高い評価を受ける。

(6)授業科目の成績が特に優秀。(講義・演習等の成果としての優れた専門的知識や研究能力の修得等。)

(7)リサーチアシスタント,ティーチングアシスタント等研究又は教育に係る補助業務による学内外での大きな貢献。

(8)音楽,演劇,美術等その他の芸術の国内外における発表会等での高い評価。

(9)スポーツの国内外における主要な競技会等での優れた結果。

(10)ボランティア活動その他の社会貢献活動による公益の増進への寄与。

5.その他

(1)返還免除者の推薦数の目安は,本年度貸与終了者の3割以内とされています。

(2)返還免除者の認定通知は,令和6年7月下旬の予定です。

6.照会先

広島大学 教育室教育部 学生生活支援グループ 奨学金担当
〒739-8514 東広島市鏡山1−7-1
電 話:(082)424−6167
FAX:(082)424−6159
Eメール:gkeizai-group@office.hiroshima-u.ac.jp
(@は,半角の@に置き換えて送信してください)


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