学生生活のサポート

「特に優れた業績による返還免除」の申請について

 平成16年度以降大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生であって,在学中に特に優れた業績をあげた者として日本学生支援機構が認定した場合には,貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度です。 学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか,専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍,ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し,学生の学修・研究へのインセンティブ向上を目的としています。
 対象者等の詳細は下記のとおりですが,返還免除は本人からの申請に基づいて審査・決定されますので,申請希望者は,下記を熟読の上,期限までに手続を行ってください。

 なお,例年,受付期間の後半は,申請者が集中し,申請書のチェックに長時間お待ちいただくことになりますので,時間に余裕をもって,できるだけ受付期間の早い時期に提出するようお願いします。

1.対象者:次の全てに該当する者

(1)平成16年度以降の大学院第一種奨学金採用者で,令和4年度中に貸与終了する者。

(2)課程修了は必ずしも要件としませんが,貸与終了時に在学している課程で「特に優れた業績」を挙げた者。(早期修了,退学又は奨学金の辞退等で予定者も含む。)

(3)(博士課程後期・博士課程の方のみ)業績「学位論文その他の研究論文」を提出した者。(原則として、令和元年度以降の第一種奨学生採用者から)

なお,新型コロナウイルス感染症の影響により,貸与期間中に業績を挙げることができなかった者,また,返還免除内定者(博士課程)において修業年限内で課程を修了できなくなった者への救済策として,以下①②のとおり取り扱います 。


① 業績優秀者返還免除制度の申請を希望していた者が,新型コロナウイルス感染症の影響による 研究計画の遅延等のため,修業年限内に業績を挙げることができず,修了できない場合,特例として,令和5年度の申請を可能とします。また,昨年度の特例措置により「令和3年度業績優秀者返還免除申請期限延長届」を提出した者については,貸与終了月を1年先送りしていますが,この間引き続き,上記の理由により業績を挙げることができなかった場合は,特例として,さらに1年を限度に貸与期間及び延長期間の休止(延長期間中は休止として奨学金の貸与はありません)を認め,令和5年度の免除申請を可能とします。


②返還免除内定者のうち,災害,傷病,感染症の影響その他のやむを得ない事情(コロナ以外の事情も可)により修業年限内で課程を修了できなくなった者については, 修業年限内で課程を修了したものとみなします(内定取消の対象外とします 。)。また, 新型コロナウイルス感染症の影響により,貸与期間中に業績を挙げることができなかった場合は, 特例として,上記①による申請も併せて行うことが可能です。

該当する方は,令和5年1月31日(火)までに下記照会先あてご連絡ください。

2.申請方法及び申請書類のダウンロード

(1)申請希望者は,大学院在籍中の「特に優れた業績」を証明する資料を添付して,所定の申請書を提出する。

(2)申請書類を下記からダウンロードする。

下記の様式をダウンロードして申請する際には,フォント・フォントサイズは変更しないでくださいなお,Macでダウンロードすると書式が崩れることがありますので,必ずWindowsでダウンロードしてください。

提出書類については,各2部ずつ(1部はコピー可)提出してください。                                  


医系科学研究科の学生は,下記「申請時に必要な書類」以外に,霞地区運営支援部学生支援グループ(大学院担当)への提出書類があります。詳細は医系科学研究科HPからご確認下さい。

URL:https://www.hiroshima-u.ac.jp/bhs/adse/student/handbook/scholarship_tuition

様式を作成する前に「記入要領」「記入例」を必ず確認してくだい。毎年,業績の証明書類の不備が多数見受けられます。会議名,雑誌名の記載ミス,マーカーの引き忘れ等ご注意ください。

 申請時に必要な書類

返還免除申請チェックシート.

論文数、学会発表数調べ.

様式1_令和4年度業績優秀者返還免除申請書.

様式1の業績を証明する書類

   *記入要領・記入例等

     記入要領 及びQ&A.pdf

     記入例_様式1_令和4年度業績優秀者返還免除申請書.pdf

     証明書類参考例.pdf

     別表(評価項目及び評価基準).pdf

(3)提出期間 ・申請場所

令和5年1月5日(木)~令和5年1月19日(木)(郵送の場合、下記の「5.照会先」まで 必着)
なお,繰り返しになりますが,申請最終日に近づくほど ,例年申請者が多くなり 毎年最大3時間以上の待ち時間となっております 。新型コロナウィルス対策として,「密」を避けるためにも,できる限り 早めに準備し 申請していただきますよう併せてお願いします 。

地区 期間 場所

東広島

令和5年1月5日(木)~1月13日(金)

9:00~11:00,13:15~16:15

学生プラザ3F

令和5年1月16日(月)~1月19日(木)

9:00~11:00,13:15~16:15

学生プラザ4F多目的室

令和5年1月5日(木)~令和5年1月19日(木)

開室時間内

霞地区運営支援部

学生支援グループ

東千田

令和5年1月5日(木)~令和5年1月19日(木)

開室時間内

東千田地区

学生支援室

3.「特に優れた業績」の例

次に掲げる業績は,全て自分の「専攻分野に関連した教育研究活動の成果」であることが必要で,今年度中に成果を得られる予定(内定等)のものも含みます。)

(1)研究論文への高い評価。(学位論文を含む。その際は「論文要旨」を提出。)
  (例)・関連した研究内容の学会での発表
     ・学術雑誌への掲載
     ・表彰           

     ・日本学術振興会特別研究員に内定(特別研究員内定書の写し)

(2)学位論文に代えることができる特定の課題についての研究の成果が特に優れている。

(3)当該専攻分野に関連する分野の基礎的素養であって当該前期の課程において修得し,若しくは涵養すべきものについての試験の結果が特に優れている。

(4)著書,データベースその他の著作物等が,社会的に高い評価を受ける。

(5)発明(特許・実用新案)・発見等が,高い評価を受ける。

(6)授業科目の成績が特に優秀。(講義・演習等の成果としての優れた専門的知識や研究能力の修得等。)

(7)リサーチアシスタント,ティーチングアシスタント等研究又は教育に係る補助業務による学内外での大きな貢献。

(8)音楽,演劇,美術等その他の芸術の国内外における発表会等での高い評価。

(9)スポーツの国内外における主要な競技会等での優れた結果。

(10)ボランティア活動その他の社会貢献活動による公益の増進への寄与。

4.その他

(1)返還免除者の推薦数の目安は,本年度貸与終了者の3割以内。

(2)返還免除者の認定通知は,令和5年7月下旬の予定。

5.照会先

広島大学 教育室教育部 学生生活支援グループ 奨学金担当
〒739-8514 東広島市鏡山1−7-1
電 話:(082)424−6167
FAX:(082)424−6159
Eメール:gkeizai-group@office.hiroshima-u.ac.jp
(@は,半角の@に置き換えて送信してください)


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