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【学部生向け】高等教育修学支援制度と広島大学授業料免除との関連でよくある質問

Q1.高等教育の修学支援新制度において第Ⅰ区分となっていて前期分の授業料が全額免除となっているが,後期はどうなるか。また,後期時に広島大学の授業料免除を申請する必要はあるか。

※広島大学の授業料免除に申請できるのは2019年度以前に入学した学部生のみです。2020年度以降に入学した学部生は,高等教育の修学支援新制度のみの支援となります。

A1.前期分については,日本学生支援機構(以下,JASSO)がマイナンバーによってご家族の一昨年(2022年)の所得を判定し区分を認定しています。

後期分については,昨年(2023年)の所得を判定し区分の見直しを行います。

区分が見直された結果,引き続き第Ⅰ区分であれば、後期も全額免除となります。

ただし,一昨年(2022年)の所得よりも昨年(2023年)の所得が上昇していれば,区分が下がることがありえます。

もし区分が変わるほど所得が上昇しているのであれば,広島大学の授業料免除に申請することが考えられます。

広島大学の方で必ず全額免除になるわけではありませんが,例えば,後期の高等教育の修学支援新制度が"第Ⅱ区分(3分の2免除)"に下がり,広島大学の後期の授業料免除が"全額免除"だった場合,全額免除となることになります。

よって,広島大学の後期分の授業料免除申請を行う必要があるかは,ご家族の一昨年(2022年)と昨年(2023年)の所得によるといえます。

どの区分になるかはシミュレーションすることができますので,昨年(2023年)の所得を使ってシミュレートすれば後期分の支援区分を把握することができます。

https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin-simulator.html

Q2.高等教育の修学支援新制度と広島大学授業料免除の両方に申請したが,結果が通知されていない。

A2.高等教育修学支援制度については,原則として申込(スカラネット入力)からみて翌月に大学がJASSOに推薦し,翌々月の下旬に結果が通知されます。

例:5月にスカラネット入力⇒6月に大学がJASSO推薦⇒7月にJASSOが大学に結果通知および採用者には振込⇒7月下旬に大学が学生に結果通知

(※家計急変による申し込みの場合はJASSOの審査に時間がかかり,結果が出る時期が遅くなることがあります。不明な点があれば別途お問い合わせください。)

広島大学授業料免除については,前期分は7月下旬・後期分は12月下旬に結果を通知します。ただし,高等教育の修学支援新制度の第Ⅰ区分となり全額免除であった場合,全額免除以上の結果はなく高等教育の修学支援新制度による全額免除で確定するため,広島大学授業料免除の方では判定を行わず,結果の通知も行いません。


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