参加学生の体験談(Campus France短期フランス語学留学プログラム)
このページでは、過去にCampus France短期フランス語学留学プログラムに参加した広大生の体験談を掲載しています。これから留学を希望される方は、ぜひ参考にしてください。
本プログラムの参加学生募集に関する情報はフランス語研修プログラムのページに掲載しています。
2024年春季参加学生の体験談
プログラム期間:2024年2月26日~2024年3月22日
生物生産学部2年(ホームステイ)
今回のプログラムで、私はホームステイでの生活を選択しました。ホストファミリーは優しいご両親と三人のかわいいお子さんがいるご家庭で、一か月間さみしい思いをすることなく楽しく過ごせました。
私はフランス語初心者であったため、この短期留学で著しくフランス語ができるようになったわけではありません。しかし、はじめはホストファミリーとスマートフォンの翻訳機能を使って会話していたところから、最後は英語を交えながら片言のフランス語での会話ができるようになるまで成長しました。現地の言葉で会話できることがこんなにもうれしく楽しいことを実感できる機会はめったにないため貴重な体験でした。学校でのプログラムは日本人のクラスでの授業でわからないことがあればすぐに周りに確認できる点が良かったです。先生方も一人一人にしっかり向き合ってくれて、充実した授業でした。他国の留学生クラスとの交流では私はほとんど英語を使って会話をしていました。時々、片言のフランス語で私が何か伝えようとすると一生懸命に理解してくれようとしてくれるので自信がないフランス語を発することの不安がほとんどなく、授業で覚えた新しいフレーズを積極的に使って交流しました。伝えたいことがスムーズに伝えられないことの歯がゆさは何度も体験しましたが、それもこの留学で得られた良い経験です。
休みの日はホストファミリーとショッピングモールに出かけたり、リヨンに遊びに行ったりしました。フランスの町並みは日本と全く違いどこを歩いていてもワクワクしていました。この留学でフランス語を学べたことはもちろん、フランスの文化や価値観を学べたことは今後の人生にプラスの経験でした。この留学で一か月間お世話になったホストファミリーと学校の先生方には感謝しきれません。
2023年春季参加学生の体験談
プログラム期間:2023年2月20日~2023年3月17日
教育学部2年(寮滞在)
このプログラムへの参加を通して良かったことはフランス語の習得はもちろん、世界に沢山の友だちができたことでした。私は一か月間寮に住んでいました。
グルノーブルアルプ大学の寮には多国籍の学生が住んでおり、ほとんどがフレンドリーで、フランス語を教えてもらったり、母国の食べ物をくれたり、一緒にゲームをしたりと寮での生活はとても充実したものでした。
また語学学校では実用的な教材、授業のおかげで語学力のアップを実感することができました。
このプログラムに参加してから、またフランスへ留学したいと思えました。
文学部2年(ホームステイ滞在)
キャンパスフランスでの1ヶ月はとても貴重で有意義な時間となりました。現地の授業は、最初の2週間はプログラムに参加した日本人のみのクラス、残りの2週間は現地で実際に学校に通っている多国籍の学生とのクラスでした。フランス語でフランス語を学ぶため、最初は先生の言っていることもなんとなくでしか分からず苦戦しました。けれどもクラスが少人数なため、分からないこともその場で聞くことができ、グループワークなどを通して楽しんでフランス語を学ぶことができました。また私はホストファミリーでの生活を選択したのですが、本当に親切に接してくださいました。毎日とても美味しいフランスの伝統的な食事を用意してくれ、食事が終わった後にはデザートを食べながら家族と会話したり、映画を観たりしました。毎日ホストファミリーと会話をして、言葉の間違いや発音を直してもらったこと、デモがなぜ起きているのかなどフランスと日本の違いについて話したことは自分にとって確実に力になったと思います。他にもマダムの誕生日パーティーに参加したり、レストランに連れて行ってもらったり本当の家族のように接してもらったことがとても嬉しかったです。
週末に一人でパリに旅行に行ったり、たくさんの美術館を巡ったことも思い出に残っています。4技能を満遍なく習得できるよう設定された授業と合わせて、実際に生活で使うフランス語を肌で学んだことで、帰る頃には確かなフランス語の上達を感じました。一方で、自分の思っていることを伝えきれない悔しさやもどかしさもありました。この悔しさを忘れず、バネにしてこれからもフランス語の学習に取り組みたいと思います。
文学部2年(ホームステイ滞在)
申し込み期間が迫っている頃にこのプログラムを知ったので(募集締切まであと一週間くらいでした)、あまり考える時間がなかったですが、それが行ってみよう!という私にしては思いきった行動を引き出したかなと思っています。語学学校では最初の2週間は日本人学生と、後の2週間は留学生と一緒に勉強しました。日本の大学で受けていたフランス語会話の講義のような印象で、緊張することなく、積極的に取り組むことができたと思います。私は自分と同じようにフランス語を勉強している学生たちに出会えたことがとても嬉しかったです。年齢も国籍もさまざまでしたが、フランス語でコミュニケーションが取れたことは大切な経験になりました。また、ホームステイ先でも文化の違いや、生活の仕方、家族の関わり合いなどさまざまな場面で多くの学びがありました。話す事はもちろん、一緒にカードゲームをしたり、料理をしたり、休みの日には雪山に遊びに行ったこともありました。私が少し悲しいことがあって泣いた時はワインを飲もうと言って励ましてくれるなど、慣れないフランスでの生活をあたたかく支えてくれました。休日には離れた街まで泊まりがけで遊びに行きました。とても有意義な時間でした。自分のフランス語運用能力と、自分が話したいことのギャップに悩まされることもありましたが、それはこれからもっと勉強したいという気持ちにつながっています。伝えられたという経験と同じくらい、伝わらない、という経験も必要だと思います。
2020年春季参加学生の体験談
プログラム期間:2020年2月24日~2020年3月20日
文学部2年(ホームステイ滞在)
キャンパスフランスの一か月はとても貴重で有意義な体験となりました。まず現地の授業では、年齢も国籍もさまざまなクラスメートとともに会話練習や文法演習などを、ゲームやグループワークを通して楽しく行うことが出来ました。フランスに行ったばかりの頃は、先生やクラスメートが話すフランス語のスピードについていけず大変でした。しかし、そんなときは皆が助けてくれ、私も一層フランス語の勉強に身が入り、プログラム後半にはクラスメートと教えあえるほどに成長しました。また、学内で開催される様々なイベントを通して、違うクラスの人とも友だちになり、休み時間に一緒にフランス語で会話し、様々な国の文化も知ることが出来ました。次に、生活面ではホストファミリーが支えとなりました。不慣れな土地で、心配なことやわからないことがたくさんあるなか、ホストファミリーはいつも優しく、親身になって一つずつ教えてくださいました。食事もフランスの伝統的な家庭料理を作ってもらったり、夜には一緒にお茶やお菓子を食べながら映画を見たり、まるで本当の家族のように接してくださいました。毎日ホストファミリーと会話をして言葉の間違いをなおしてもらったり、様々な単語や言い回しを教えてもらったりしたことが、確実に力になったと感じています。今回の留学を通して、フランス語の上達を感じる一方で、伝えたいことを100パーセント伝えられなかった悔しさも残りました。この悔しさを忘れずに、いつかまたフランスに渡って、現地の方とより親密なコミュニケーションをとれるように、これからも勉強を続けていきたいと思います。
貴重な体験をありがとうございました。この度の新型コロナウィルスの流行により、スケジュールを短縮せざるを得なかったことは大変残念です。説明会では授業は英語も使うのかと思っておりましたが、授業だけでなく現地では、ほとんどフランス語のみでしたので、語学の上達には大変恵まれていたと思います。個人的にはもう少し基礎学習の準備ができていれば、さらに有意義だったと思います。参加者がほとんど東京からの日本の大学生で、そのため、異国にいるという感覚が持ちにくく、がっかりしました。プログラムはフランス語のほかにフランス文化紹介、課外活動(サッカー観戦、お菓子作り、博物館等見学)でいろいろな体験ができるようになっていて、とても参加しやすく思いました。滞在先のSaint-Etienneの町は想像していたより緩やかな印象でした。寮に滞在させていただきましたが、ホテルタイプの個室で快適、近くに巨大なショッピングモールがあり、日本では手に入りにくい食材など、安価に入手できて、フランスの日常の食文化を体験することができました。週末には、マルシェ(市)で、散歩がてら買い物を楽しむこともできました。労働時間は厳しく決められていて、日曜日にはほとんど店を閉めるのも日本とは違うところだと思いました。金曜日の午後から週末にかけて授業から解放される時間に、鉄道でスイスのジュネーブやパリまで足を伸ばし、国連本部や美術館巡りなどを楽しむこともできました。独、仏、瑞の国境を超えてもチェックがないのは意外でした。コロナの影響で、帰路の飛行機の取り直しに、思いがけず追加費用がかかりました。このような経験をもとに、次は研究テーマを持って長期滞在できることが理想的だと思っています。
文学部1年(ホームステイ滞在)
コロナウイルスの影響で早期帰国を余儀なくされましたが、滞在期間中は、とても有意義な時間を過ごすことができたと思っています。語学学校での授業は、文明・文化に関する授業を除き、全てフランス語で行われました。最初の頃は、先生やクラスメートの発言を聞くことで精一杯でしたが、他の国の留学生からの助言、日本人同士での助け合いのおかげで、徐々に慣れていき、積極的に授業に参加できるようになりました。また、私のクラスは非常に国際色豊かで、中国・韓国・ブラジル・メキシコ・シリアなど、様々な国の留学生が在籍していました。そうした環境も、とても良い刺激になったのではないかと思います。私はホームステイを選択したのですが、滞在先のホストファミリーはとても親切に接してくださり、慣れないフランスでの生活を支えてくださいました。フランス語を教えていただいたり、夕食を一緒に作ったり、休日には一緒に出掛けたりと、非常に充実した時間を過ごすことが出来たと思います。また、授業のない日には、プログラム参加者とリヨンを巡ったり、泊りでパリを旅行したりなどしました。授業で身に着けたフランス語を実践する、良い機会になったのではないかと思います。1か月という短い期間で、さらに、予定よりも早く帰国しましたが、密度の濃い、充実した日々を過ごすことができたのではないかと思います。今回の留学で、今後の目標を明確にすることが出来たので、これからもその達成に向け、フランス語学習に取り組みたいと思いました。
2019年夏季参加学生の体験談
プログラム期間:2019年8月5日~2019年8月30日
文学部2年(ホームステイ滞在)
語学学校ではカナダ、イタリア、シリア、レバノン、韓国など様々な国籍の方と出会うことができました。また、授業内容がグループワークを中心としたもので、お互いの国の文化などを紹介することもありました。多国籍ならではの学習をすることができました。プログラムの中には川でのアクティビティやリヨン散策、料理教室なども含まれており、フランス語やフランスについて非常に楽しく学びました。ホームステイ先の方はとても親切にしてくださり、一か月間快適に過ごすことができました。休日は美術館や古城に連れて行ってもらったり、平日は毎日お弁当を持たせてくれました。私の未熟なフランス語を聞き取り、私にも分かるように話してくださったおかげで、毎日楽しく会話することもできました。
2019年春季参加学生の体験談
プログラム期間:2019年2月25日~2019年3月22日
文学部2年(ホームステイ滞在)
フランス語を第二外国語として学び、文学部のフランス文学語学開講の授業を主にとっていたため、午前中のフランス語文法の授業にある程度はついていけましたが、自分の語彙力の貧弱さを何度も渡仏中に実感しました。同じ授業を受けていたアラビア語圏の方は、たぶんフランス語の文法知識は自分と同程度だろうとお互いのテストの結果から察しましたが、私よりもずっとフランス語を話すのがうまくて、自分も積極的に発言しなければ、という気にさせられました。日本人以外の学生が授業中はずっと発言している状態で、とても悔しい思いをしました。
ホームステイ先では、子供たちと一緒にフランスのアニメや映画を見たり、近くの美術館に一緒に行ったり、ホストファミリーの友人に招待されてホームパーティーに行ってビスの経験をしたり、日本にいるときにできない様々なことを経験させていただきました。
また、私が原因不明の体調不良(頭痛、腹痛)に襲われた時はホストマザーが本当に親切にしてくださったおかげで2,3日で回復することができ、授業も休まずに済みました。同じプログラムに参加していた他大生、同じ授業に出席していたアラビア語・スペイン語・中国語・韓国語圏の方々など、フランスで出会った方全員と、この一か月間で出会えてよかったと思います。フランス語運用能力を磨き、またいつかフランスに行きたいです。
2018年春季参加学生の体験談
プログラム期間:2018年2月26日~2018年3月23日
文学部2年(学生寮滞在)
留学中に一番衝撃を受けたのは、海外の生徒はたとえ文法が間違っていても、意見が的をえていなくとも、とにかく自分の考え・意見を発言する積極性に溢れていることでした。フランス語で補えない部分は英語を混ぜてでもとにかく自分から発言し、わからないことがあれば迷わず先生に質問をする。その積極性は自分には今までなかったものだし、この留学をしなければいかに語学を学ぶ上でのそれが重要であるかということに気づかなかったと思います。どうしても日本の授業では、質問することに対し抵抗があったり、間違いに対する恥ずかしさがあったりすることから、フランス語で発言するということに私は消極でした。しかし、この留学中はその周りの生徒たちのフランス語へのアグレッシブさに感化され、次第に自分からフランス語で発言することができるようになったのです。一ヶ月という短い期間でフランス語の能力を大きく向上させることは非常に難しいと思います。しかし、フランス語で話すということに対する抵抗が大幅に減少することは間違いありません。また、先生やクラスの人たちに恵まれ、授業が終われば英語を交えながらフランス語で雑談したり、一緒に宿題をしたりと様々な国から来た人たちとフランス語を通して友達になることができました。それもこの留学をしなければ得られなかった貴重な出会いであったと思います。
確かに最初の1週間はフランス語についていくのに必死で、寮に戻ったら疲労のあまりすぐ寝てしまうようなしんどい毎日でした。しかし、一ヶ月通してみればこの留学は自分の人生にとって最高な経験の一つになったと自信を持って言えます。
文学部3年(寮滞在)
私は今回のプログラムに参加する前、フランス語の難しさから、正直学習意欲が低下していた部分がありました。しかし、今回のプログラムに参加したことにより、毎日の基礎からの語学授業や、スーパー、コインランドリーなどで生のフランス語に毎日触れたことから、自分に足りない部分、これからの課題などが明確に見え、大変為になりました。また、後半2週間扁桃腺炎や、熱が引かずに苦しんだこと、また、異国で病院にいったことから、しんどい思いをした反面、普通では経験できないような貴重な体験をでき、医療用語学習への意欲や、文化の違いの再認識につながりました。また、週末には、リヨンやパリに旅行に行き、勉強面以外でも充実した日々を過ごすことができました。
これから卒業論文を書いていくにあたり、今回学んだことや、今回の学びを基にした、今後の授業な中でも、この一ヶ月の体験を活かし、さらなる語学力アップ、研究に努めていきたいと考えています。
総合科学部1年(ホームステイ滞在)
ホームステイの場合はフランス語でのコミュニケーション能力をとても必要とするなと思いました。サンテティエンヌという地域はおそらく英語を話せない人がほとんどだと思われます。そのため、身振り手振りで言いたいことを伝えていました。治安が悪いと言われ続け、警戒しながら渡航しましたが、親切な人が多く愛想がみんなよかったです。助けたいけど助けないという選択を取りがちな日本人に比べて、困っている人がいれば助けるというフランスの人々のやさしさに触れることができました。
生物生産学部3年(ホームステイ滞在)
今回のキャンパスフランスによって長期休みを有効活用できました。これが私にとって初めての海外留学であったことと、留学前のホームステイ先とのメールのやり取りがあまりスムーズでなかったため、フランスに着く前は正直なところ結構不安が大きかったです。しかし実際に行ってみると、ホストファミリーやクラスの先生や生徒もみんな優しくフレンドリーで、安心しました。初めはフランス語が全然聞き取れなくて簡単な会話もままならない状態でしたが、日を追うごとに徐々に聞き取れるようになっていくのがわかりました。私が理解できなくても嫌な顔をせず、ゆっくりと話しかけてくれたホストファミリーや先生の優しさのおかげだと思います。私は少しシャイなところがあって、初めはホストファミリーにあまり話しかけられませんでした。だんだん慣れて話しかけられるようになった頃から、語学力がアップしたように思います。初めからどんどん話しかけておけばよかったと少し後悔しています。また、私のホストファミリーは放課後や週末にいろいろなところへ連れて行ってくれたり、毎日フランスの文化や歴史、習慣など、さまざまなことを教えてくれました。特に私とホストマザーは食についての関心が深く、日本とフランスの食文化の違いなどの話題で盛り上がったり、休みの日に一緒にケーキを作ったりしました。フランス人の生活を知りたい人や語学力をアップさせたい人には、ホームステイが絶対におすすめです。初めは一ヶ月の留学を長いと思っていましたが、あっという間に終わってしまいました。少し話せるようになってきた頃だっただけに、もっとここにいたい、という気持ちになりました。海外の生活を知ることができ、本当に良い経験になりました。