Global Peace Leadership Program-先輩からのメッセージ4-
木下 寛登さん(教育学部・2019年度入学)
留学先:チュラロンコン大学(タイ王国)
留学期間:2022年8月から2023年6月まで
GPLPに応募したきっかけは、大学受験で志望の大学、学部に落ちたことです。入学した教育学部はもともと志望先ではなく、入学当時このまま4年間ずっと教育学を学ぶのかと気が落ち込んでいました。そんな時にこのGPLPを見つけ、専門以外に注力できる軸ができるかもしれないと思い、応募しました。もともと海外や外国語に興味があり、本来の志望先は国際系の学部だったので、自分にぴったりだと思いました。

次にGPLPのいい点をご紹介します。僕が最も主張したいのは、レベルが高く海外志向の学生が集まる素晴らしいコミュニティに属せること、そして国際部や教育推進グループの職員さんからのサポートが手厚いということです。GPLPのメンバーは海外留学に行きたいというだけでなく、さまざまなバックグラウンドとやりたいことを持った学生が集まっていると思います。交流会に参加したり同じ授業をとったりする中で関わりを深めるとまた新たなものが生まれると思います。実際に2年生の時にGPLPの同期3人で学生団体を作って活動していました。とてもいい挑戦ができたと思いますし、GPLPがなかったら出会ってなかった仲間なので、出会えて良かったと思っています。また、GPLPの醍醐味はやはり留学に行くことだと思いますが、誰しも1人で海外に渡航する不安は大きいと思います。そんな時に教育推進グループの職員さんたちからは色々と情報提供していただいたり、派遣先大学と連絡を取っていただいたり、相談に乗っていただいたりしました。留学前、中、後どんな時でも大変お世話になりました。

僕の留学に関する失敗談は一つあります。渡航日前後にバディがいなかったことです。渡航日に現地に着いて寮まで移動し、そこから新生活が始まったのですが、全て1人でしないといけなかったので、効率が悪く、もっと準備できたことがあったと思いました。特に銀行口座開設や履修登録はサポートを得ずに自分でやりきるのはかなり大変でした。そのため、渡航の前に現地の大学生で面倒を見てもらえる学生をバディとして見つけておくことをお勧めします。学部によってプログラムの一部としてバディ制度があるところもあるかと思いますが、僕の場合はありませんでした。自力で見つける場合は、派遣先の大学の担当職員の方に協力を仰いだり、Facebookのコミュニティ等に入って見つけたりするのが良いと思います。
最後に留学前のみなさんに伝えたいことが1つだけあります。それは大学内外共に留学生活を充実させることです。現地の大学でしっかり授業を受けて新たな学問に触れたり専門性を身につけたりしてください。それだけでなく休日や放課後は積極的に現地の人や留学生と交流したり、一人旅に出たりとプライベートも充実させてください。大学内のこと、大学外のことどちらもバランスよく充実させることができたら、帰国した時に大きな達成感があるはずです。楽しんでください!

