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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 11046001 科目区分 平和科目
授業科目名 沖縄と平和
授業科目名
(フリガナ)
オキナワトヘイワ
英文授業科目名 Okinawa and Peace
担当教員名 川野 徳幸,波照間 陽
担当教員名
(フリガナ)
カワノ ノリユキ,ハテルマ シノ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月5-8:オンライン,総L101
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
主としてオンライン(同時双方向型)で実施しますが、6月17日(第3-4回)および7月22日(第13-14回)の授業は対面で行います。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 05 : 社会学
対象学生
授業のキーワード 平和、沖縄戦、米軍基地問題 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
「平和科目」の一つである。沖縄をめぐる諸問題を通して、「平和科目」の目標で掲げられた「平和を考える」授業として位置づけられる。 
学習の成果1.多角的な視点から平和について考え,自分の意見を述べることができる。
2.理念と現実の葛藤を含め,平和を妨げる種々の要因とそこでの複雑な様相について理解し,説明できる。 
授業の目標・概要等 沖縄をめぐる政治的・社会的問題とその構造を理解することで「平和」とは何かを考える。本科目の前半では、主に沖縄戦に関するテーマを扱い、沖縄での地上戦の状況、戦後復興、戦争体験の継承、基地問題との関連性をカバーする。後半では、戦後の基地問題の歴史的経緯と世界の米軍基地をめぐる問題について考察し、今日の沖縄が置かれている状況を理解するとともに、その解決策を思考する。 
授業計画 第1回 講義の概要説明、ヒロシマから沖縄を考える意味 (川野) 6/10
第2回 沖縄入門 (波照間) 6/10
第3回 沖縄戦に至った背景 ※対面 (波照間) 6/17
第4回 沖縄戦:データと証言から ※対面 (波照間) 6/17
第5回 戦後の基地建設と沖縄住民の闘争 (波照間) 6/24
第6回 どう「記憶」するか (波照間) 6/24
第7回 沖縄戦と基地問題 (波照間) 7/1
第8回 映画『うりずん』の視聴 (波照間) 7/1
第9回 沖縄の基地問題とはなにか (川名) 7/8
第10回 日本本土からの撤退 (川名) 7/8
第11回 米軍基地は何を守るのか (川名) 7/18
第12回 「しわ寄せ」と基地の固定化 (川名) 7/18
第13回 普天間基地の移設をめぐる経緯と課題 ※対面(川名) 7/22
第14回 世界の基地問題を知る ※対面(川名) 7/22
第15回 基地問題の「解決」と平和への道程 (川名) 7/29 
教科書・参考書等 野添文彬『沖縄米軍基地全史』(吉川弘文館、2020)
川名晋史『在日米軍基地 米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中央公論新社、 2024年)
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パワーポイントを主として用いるが、一部映像も活用する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
沖縄をめぐる政治的・社会的問題、そしてそれらの構造を理解することで「平和」とは何かを考える。 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 毎講義後のリアクション・ペーパー(50%程度)、平和を考えるレポート(40%程度)、授業への参加度(10%程度)により総合的に評価する。なお、平和を考えるレポート未提出者には単位を与えない。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 皆さんが入学した広島大学は、理念5原則の一つに「平和を希求する精神」を掲げています。この授業を通し、皆さんが自らの「平和観」を構築してくれることを期待しています。 
その他 平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。
第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日
第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日
第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日
夜間開講科目 --> 教員の指示による
※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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