年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
11015001 |
科目区分 |
平和科目 |
授業科目名 |
国際関係論 |
授業科目名 (フリガナ) |
コクサイカンケイロン |
英文授業科目名 |
International Relations |
担当教員名 |
永山 博之 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナガヤマ ヒロユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-8:総K203 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、プロジェクター使用 詳細については,初回授業またはMyもみじの掲示で連絡。 原則対面。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
02
:
政治学 |
対象学生 |
1年次生以上 |
授業のキーワード |
国際関係、政治、経済、近現代史、戦争、平和、安全保障、軍事、実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 戦争と平和を作り出す、国際関係の諸要素について考えていきます。国際政治の主要な主体と関係性、つまり主要な大国と地域政治を扱います。この後、国際政治関連の科目を学ぶ上での導入科目でもあります。 |
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学習の成果 | 1.多角的な視点から平和について考え,自分の意見を述べることができる。 2.理念と現実の葛藤を含め,平和を妨げる種々の要因とそこでの複雑な様相について理解し,説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
国際関係の初等レベルの講義です。17世紀以後、国際関係の構造がどのように変わってきたかをふまえ、国際関係の多様な要素をバランスをとって議論します。特に近年の国際関係のアイテム、メディア、新しいタイプの戦争などの観点から、講義をすすめる予定です。さらに国家と国家による「国際関係」という枠組み自体が近年変化しつつあるといえるのか、あるいはアナーキーという基本構造は変わっていないのかという問題にも注目します。 |
授業計画 |
1. 切り取られたイメージとしての国際政治 2. メディアと国際政治 3. メディアと指導者たち 4. アメリカの世界戦略(1)超大国への道 5. アメリカの世界戦略(2)唯一の超大国へ 6. 次の超大国は? 7. 米中関係 8. プーチンのロシア 9. イランとアメリカ 10.イラク 11.(ゲスト講義:朝日新聞社) 12.(ゲスト講義:防衛省) 13.サイバー戦争 14.ロボットの戦争 15.なぜ戦争が続くのか
期末試験、モニュメント見学レポートまたは戦争体験記レポート(提出必須)および授業中に告知するレポートを実施。 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心) 参考書:高橋和夫『三訂版 現代の国際政治』 授業資料は、オンライン学習支援システム(moodle)に掲載する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,プロジェクター、スライドの印刷教材(プロジェクターに投影する資料を印刷して、持ってきてもらいます。資料はオンラインで取得して、自分でプリントしてください。moodleにログインして、「国際関係論」の「教材」の中を探すと、あります)。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各授業毎に、授業計画を参考に、参考書を使用して、以下の主要事項について予・復習をすること。 第1回 国際政治における事実と認識の違い 第2回 変化するメディアと国際政治 第3回 指導者はメディアをどのように利用するか 第4回 大国以前のアメリカはどのような戦略をとっていたのか 第5回 20世紀の戦争とアメリカはどのように関係していたか 第6回 冷戦後の国際社会におけるアメリカの立場はどのように変化したのか 第7回 米中関係はどのように変化してきたのか 第8回 現在のロシアの戦略はどのようなものなのか 第9回 イランとアメリカの敵対関係はどのようにして展開してきたのか 第10回 90年代以後のイラクの混乱はどのようにしてもたらされたのか 第11回 (ゲスト講義) 第12回 (ゲスト講義) 第13回 サイバー戦争とはどのような戦争なのか 第14回 ロボットは戦争において何ができるのか 第15回 国際社会において、戦争の形態と性質はどのように変化しているのか |
履修上の注意 受講条件等 |
高校修了レベル、16世紀以降の世界史の知識をもっていることがのぞましいとおもいます。ただそれらの内容を十分理解していなかったとしても、ある程度はついていけるように配慮します。 |
成績評価の基準等 |
期末試験(50%)、レポート(50%、モニュメント見学レポートまたは体験記レポートは10%)。ただし、平和に関するモニュメント見学実習レポートまたは体験記レポートを提出しないものには単位を与えません。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
朝日新聞社及び防衛省の専門家に、外交及び安全保障についての講義をいただく。 |
メッセージ |
国際関係についての初等レベルの講義です。個別の戦争などの事象だけでなく、その背後にある国際関係の構造や技術、社会システムとその変化について学んでいきます。 この科目は平和科目のため、モニュメント見学レポートの提出が必須ですが、「海上自衛隊第一術科学校教育参考館を必ず見学し、可能ならば他の施設を一つ(おそらく広島平和記念資料館になるでしょう)見学し、レポートを提出すること」が課題です。第2タームの前に、少なくともどちらかの施設を事前に見学することを勧めます。 |
その他 |
平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。 第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日 第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日 第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日 夜間開講科目 --> 教員の指示による ※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html 【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |