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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 11001001 科目区分 平和科目
授業科目名 広島と平和
授業科目名
(フリガナ)
ヒロシマトヘイワ
英文授業科目名 Peace from Hiroshima
担当教員名 小池 聖一
担当教員名
(フリガナ)
コイケ セイイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月5-8:総K210
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。

 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 02 : 平和教育
対象学生
授業のキーワード 平和、暴力、戦争、広島 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
基本的な平和の見方を理論と歴史的事象から理解させる。広島から平和を見る視点だけでなく、広島を客観的に理解できるようになる。今年度は、原水爆禁止運動と広島との関係から、広島の平和について学ぶ。 
学習の成果1.多角的な視点から平和について考え,自分の意見を述べることができる。
2.理念と現実の葛藤を含め,平和を妨げる種々の要因とそこでの複雑な様相について理解し,説明できる。 
授業の目標・概要等 平和と戦争の理論について学ぶと共に、広島における原水爆禁止運動から、日本の平和について分析を行う。このことを通じて、平和の現状に関する認識力を高めてもらう。 
授業計画 第1回 導入 なにを学ぶか 分析枠組み

第2回 平和とは何か
第3回 戦争論1
第4回 戦争論2
第5回 「時」の止まり方
第6回 戦後広島における平和の諸相1
第7回 戦後広島における平和の諸相2
第8回 原水爆禁止世界大会
第9回 告発と鎮魂1
第10回 告発と鎮魂2
第11回 分裂1
第12回 分裂2
第13回 分裂のもたらしたもの
第14回 歴史の創造
第15回 まとめ

最終日に試験を行う。 
教科書・参考書等 教科書、参考書は、その度ごとに紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト配布,パワーポイントと板書併用 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 ガイダンス 
第2回 平和学について理論を学ぶ。
第3・4回 戦争論の変遷について体系的に講義する。
第5回 広島への原爆投下後に対する歴史的な見方と、分析対象について述べる。
第6・7回 戦後広島における平和について三つの方向から解説する。
第8回 広島で開催された第一回原水爆禁止世界大会の意義について述べる。
第9・10回 運動が政治化するなかで、問題化した第五回原水爆禁止世界大会前後の動きをまなぶ。
第11・12回 日米安保改定後における運動の分裂について厳しく評価する。
第13回 原水爆禁止運動分裂の影響を明らかにする。
第14回 改めて原水爆禁止運動の意義を問う。
第15回 まとめ
 
履修上の注意
受講条件等
リアルタイムな問題についても、逐次的に取り入れて講義を行う。なお、本講義は、録音・録画禁止です。 
成績評価の基準等 筆記試験(70%)、授業への参加態度(30%)。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。
第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日
第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日
第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日
夜間開講科目 --> 教員の指示による
※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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