| 年度 |
2025年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻理工学融合プログラム |
| 講義コード |
WSQA0352 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
| 授業科目名 |
理工学融合特別演習B |
授業科目名 (フリガナ) |
リコウガクユウゴウトクベツエンシュウビー |
| 英文授業科目名 |
Special Exercises of Advanced Science and Engineering Transdisciplinary Science and Engineering B |
| 担当教員名 |
久野 真純 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒサノ マスミ |
| 開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
| 曜日・時限・講義室 |
(後) 集中:教員研究室 |
| 授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(同時双方向型) |
| 演習中心、ディスカッション |
| 単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
| 学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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| 学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
| 学問分野(分科) |
03
:
自然環境 |
| 対象学生 |
博士課程前期 |
| 授業のキーワード |
アカデミックライティング、文献レビュー、生物多様性、地球環境変動(土地利用変化、気候変動)、野生動物生態学(鳥類・哺乳類)、農地景観、都市景観、森林生態学、生態系機能・サービス、景観生態学、SDG_15、SDG_13、カーボンニュートラル |
| 教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
|---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
| 授業の目標・概要等 |
本演習では、各自の研究テーマに関する文献を体系的にレビューし、論理的に構成されたレビュー論文を執筆する。教員や他の学生と議論を行うことで、自身の分野への理解を包括的に深めるとともに、研究立案・実施能力、科学的思考、学術ライティングの基礎を身につけることを目指す。完成されたレビュー論文は、修士論文の1つの章(文献レビューセクション)として成立させることを目標とする。 |
| 授業計画 |
10月:レビュー論文の概説・ガイダンス、トピック設定、文献レビューの開始 ※10月末レポート提出:レビュー論文のタイトル、トピックの国際的な重要性、トピックの近年のトレンドと発展状況(何がどこまで研究されているか)、knowledge gap(何がわかっていないか)、を記した、5パラグラフエッセイ(レビュー論文のイントロダクション)を提出
11月:文献レビューに基づいたLiterature mapの作成、およびknowledge gapを踏まえた独自の見解・枠組みの考案(概念図を含む) ※11月末レポート提出:Literature map、概念図、および各セクションの文献レビューを含む論文原稿(レビュー論文のボディ)を提出
12月:コメント、添削、ディスカッションに基づいたレビュー論文の作成・改善 ※中間レポート提出:レビュー論文としての初稿を提出
1月:コメント、添削、ディスカッションに基づいたレビュー論文の改善 ※1月末レポート提出:レビュー論文の修正版を提出
2月:コメント、添削、ディスカッションに基づいたレビュー論文の改善 ※最終レポート提出:レビュー論文の最終版を提出
【試験・レポートの実施予定】 ・毎月レポート課題を課す(レビュー論文の原稿となるもの) ・レポートは、大学図書館のライティングセンターを活用しながら進めることを前提とする ・毎月アカデミックライティングに関する試験を実施する |
| 教科書・参考書等 |
・How to Write and Publish a Scientific Paper (Robert A. Day, Barbara Gastel) ・これから論文を書く若者のために(酒井 聡樹)など、必要に応じて紹介する |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料, Microsoft Teams, Zoom |
| 【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, ペア・リーディング, 小テスト/ クイズ形式, プロジェクト学習 |
予習・復習への アドバイス |
・生物多様性や生態系保全・管理に関する基礎的な知識があること ・アカデミックライティングの基礎知識・スキルがあることが望ましい(例:IELTS >6.5;TOEFL >80) ・大学図書館のライティングセンターを積極的に利用しながら演習を進めること 参考:https://www.hiroshima-u.ac.jp/wrc/appointment ※上記の語学スコアや、アカデミックライティングの知識・スキルがない場合は学習材料を提供するので、必ず自習によって補うこと |
履修上の注意 受講条件等 |
注意事項 ・レポートを作成するにあたり、生成AI(Chat GPT, Copilot, Gemini, DeepSeek等)を用いてオリジナルの文章を生成することを禁ずる(引用文献の要約生成・翻訳・捏造・図の自動生成等を含む) ・文献レビューの際は、必ず本文および図表に目を通し、必要な内容を確認・理解したうえで引用すること ・盗用・剽窃は絶対にしないこと(最終レポートは剽窃チェックソフトで確認予定) ※上記3点のいずれかに反した場合は単位認定不可とする
レポートの提出方法 ・規定のWordフォーマットを使用すること(授業で共有) ・文献管理ソフトを使用すること(EndNoteやZoteroなど、授業で案内)
連絡 ・講義に欠席する際は必ず連絡すること |
| 成績評価の基準等 |
下記の項目をもとに評価を行う ・小テストの成績(10%) ・毎月の月末レポート、中間レポート(レビュー論文の中間報告)、最終レポート(レビュー論文の最終版)の成績(90%) ※最終レポートは投稿論文相当の水準を想定し、所定の評価基準に基づいて厳格に採点する |
| 実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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| メッセージ |
・本講義で行う演習は、修士論文研究を進めるうえで基礎的かつ不可欠な事項を扱います ・単なる課題達成のための演習ではなく、ここで身につける知識やスキルが、将来のキャリアにどのように結びつくのかを意識しながら受講してください(アカデミアや公的・私的機関に限らず、社会に出た際に求められる論理的思考力、コミュニケーション能力などとの関連性など) ・演習の意義を自分自身の中に見出し、主体的かつ積極的に取り組む姿勢を期待します |
| その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |