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年度 2025年度 開講部局 先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻電気システム制御プログラム
講義コード WSG21601 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 電力システム運用特論
授業科目名
(フリガナ)
デンリョクシステムウンヨウトクロン
英文授業科目名 Electric Power System Operation
担当教員名 造賀 芳文
担当教員名
(フリガナ)
ゾウカ ヨシフミ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水3-4,金5-6:工106
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
学生の発表,ディスカッション,講義中心
 
単位 2.0 週時間 4 使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 11 : 電気システム制御工学
対象学生 大学院生
授業のキーワード 電力システム,計画,運用,解析
SDGs:SDG_07,SDG_09 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等  重要な社会インフラである電力システムの運用について,その基礎から始め,電力の安定供給を実現するための信頼性維持の問題および手法について理解します。近年の電力システムは電力自由化により電力市場取引や相対取引など電力の取引形態が多様化する一方で,システム運用上の問題が生じ大停電が頻発するなど電力供給の信頼性の低下が問題視されています。本講義では,教材として挙げている電気学会の技術報告を参考とし,複雑なシステムの運用問題を理解することを目的とします。授業は輪講形式で行うものとし,学生が事前にテーマを分担して調査を行い,毎回の授業の中でプレゼンテーションを行いつつ,それに基づいて種々の議論を行うことで,電力システム運用を多面的に理解します。 
授業計画 【第1回:授業概要】授業概要の説明,各学生の担当テーマの分担およびプレゼンテーションの予定を決定
【第2回】
1. 電力系統の特徴と制約
 1.1 電力系統を取り巻く状況
  1.1.1 エネルギー供給と電力系統
  1.1.2 エネルギーセキュリティ・環境保全と電力系統
【第3回】
  1.1.3 電力自由化と電力系統
  1.1.4 電力系統の今後の課題
【第4回】
 1.2 電力系統の特徴
  1.2.1 電力系統の基礎と校正
  1.2.2 電力系統の拡大と高度化
【第5回】
  1.2.3 電力系統の特性
  1.2.4 我が国の電力系統の特徴と諸課題
【第6回】
 1.3 電力系統の供給信頼度を維持するうえでの制約事項と運用容量の決定方法
  1.3.1 電力系統の物理的制約と信頼度維持のための運用容量の考え方
  1.3.2 供給信頼度維持の考え方
【第7回】
  1.3.3 熱容量
  1.3.4 周波数
【第8回】
  1.3.5 電圧
  1.3.6 安定度
  1.3.7 短絡・地絡故障
【第9回】
2. 電力系統の計画・運用業務とその必要性
 2.1 電力系統の計画業務とその必要性
  2.1.1 電力系統計画業務の概要
【第10回】
  2.1.2 需要想定
  2.1.3 需給計画
【第11回】
  2.1.4 電源開発計画,送変電設備計画,系統保護計画
【第12回】
 2.2 電力系統の運用業務とその必要性
  2.2.1 電力系統運用業務の概要
【第13回】
  2.2.2 電力系統運用の方法
  2.2.3 需給運用
【第14回】
  2.2.4 系統運用
  2.2.5 広域運営
【第15回:予備日】(予備日および総合議論)

 電力システムは人類史上最も大規模,かつ複雑な人工の動的システムです。そのシステムを効率的かつ安定に運用するためには,物理的な制約条件を考慮しつつ,数多くの工学的な技術が要求されます。本講義では,下記の項目(教材の目次)に従って講義を進めます。

【授業概要】授業概要の説明,各学生の担当テーマの分担およびプレゼンテーションの予定を決定
【電力系統の特徴と制約】
【電力系統の計画・運用業務とその必要性】

第1回目では,まず授業の概要を説明します。また,発表方法や発表順番について皆さんと相談したうえで,全体のスケジュールを決定します。
第2回以降は,皆さんのプレゼンテーションおよびそれに基づく議論を行い,問題の本質を理解します。担当の学生は毎回資料(レポート)を準備し,全員に配布してください。 
教科書・参考書等 講義形式:輪講形式(以下に示す教材を分割,各受講者が担当し,プレゼンテーション形式にて発表することで理解を深めます。)
教材・参考書:電気学会技術報告第1100号「電力系統の利用を支える解析・運用技術」 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, Microsoft Teams, moodle
【詳細情報】 配付資料1:電気学会技術報告第1100号「電力系統の利用を支える解析・運用技術」の一部
配付資料2:各学生ごとに準備するプレゼンテーション資料(レジメ)
配付資料1+配付資料2,プロジェクタでの投影 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, 反転授業
予習・復習への
アドバイス
教材・教科書を各学生で分担し,それぞれ責任をもって他の学生に説明することで理解を深めるという講義内容です。
各自,自分の担当部分および関連部分を十分に予習・準備し,プレゼンテーションに臨んでください。毎回同様です。
また,他の学生の発表に対して議論をすることで,さらに理解を深めるということを推奨しています。そういう意味でも復習を勧めます。 
履修上の注意
受講条件等
本講義は,電力システム工学および制御工学にある程度の基礎的な知識を有する大学院生を対象としています。 
成績評価の基準等 レポート(レジメ)と課題発表および議論の内容より総合的に評価します。なお,必要に応じて試験もしくはレポート提出を課し,評価に加えることもあります。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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