年度 |
2025年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ61601 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
農村環境社会論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ノウソンカンキョウシャカイロン |
英文授業科目名 |
Studies on Environment and Rural Society |
担当教員名 |
福田 恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
フクダ サトシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-8:総J305 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
対面を基本としつつ、必要に応じてオンライン授業を行う。Moodle(資料の受け取り、課題提出、質疑応答)も用いる。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
農村社会、構造と変動、環境問題、コモンズ、農村ジェンダー、国際比較、地域再生 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
目標とテーマ:農村社会と自然環境をめぐる諸現象や諸問題を解きほぐすために、農村の構造と動態に関する研究史を理解し、近年の主要な議論の論点を整理することを目標とする。
概要:農山漁村で生じる出来事は、地方社会の骨格となる村落の基本構造と動態を抜きにして理解することはできない。この講義では、前半で農村理解のベースとなる考えや学説を解説し、後半部分で近年の議論(環境、コモンズ、ジェンダー、国際比較、地域再生)を検討する。 |
授業計画 |
Ⅰ 農村社会の構造と変動
第1回 農村社会学の方法と課題(社会学の視点、農村社会学の俯瞰図) 第2回 農村社会の基本構造(家と村、地域構造、地域組織の重層性) 第3回 農村社会の基本構造(土地と村落、定住と移動) 第4回 農村の社会変動(農村の近代化と地域再生、環境問題とコモンズ、災害と地域対応、農村ジェンダー) 第5回 現代農山村をめぐる論点と課題
Ⅱ 農山村社会をめぐる論点と課題
第6回 環境問題① 森林問題、自然災害に関する文献の検討 第7回 環境問題② 森林問題、自然災害に関する議論と課題 第8回 コモンズ論① コモンズに関する文献の検討 第9回 コモンズ論② コモンズに関する議論と課題 第10回 農村ジェンダー① 農村ジェンダーに関する文献の検討 第11回 農村ジェンダー② 農村ジェンダーに関する議論と課題 第12回 国際比較① アジアと日本の農村比較に関する文献の検討 第13回 国際比較② アジアと日本の農村比較に関する議論と課題 第14回 地域再生① 地域再生に関する文献の検討 第15回 地域再生② 地域再生に関する議論と課題
レポート |
教科書・参考書等 |
参考図書 日本村落研究学会編『村落社会研究』(1~57集)、『村落社会研究ジャーナル』(1~55号) 日本村落研究学会編、2007、『むらの資源を研究する―フィールドからの発想―』農文協 日本村落研究学会編、2007、『むらの社会を研究する―フィールドからの発想―』農文協 地域社会学会編、2000、『キーワード地域社会学』ハーベスト社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, Microsoft Teams, Microsoft Forms, moodle |
【詳細情報】 |
配付資料,画像資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
ディスカッション, 授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
分からない用語については、専門辞書や参考書で調べること。興味を持ったテーマについては、論文等を収集すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
報告・発言(30%)、小レポート(30%)、期末レポート(40%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |