年度 |
2025年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBR2601 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ドイツ語圏文化論演習B |
授業科目名 (フリガナ) |
ドイツゴケンブンカロンエンシュウB |
英文授業科目名 |
Seminar on the Theory of Culture in German-speaking Countries B |
担当教員名 |
小林 英起子 |
担当教員名 (フリガナ) |
コバヤシ エキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 月7-8:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
O
:
その他 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
大学院博士課程前期学生 |
授業のキーワード |
イソップ寓話、ドイツの寓話、寓話と啓蒙、寓話理論、 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
『イソップ寓話』の伝統を訪ね、ドイツの作家にどのように受容されたのか読んでみます。近世の作家から現代作家まで5~6人を扱い、ドイツ語原文で読みます。フランスやイギリスさらに日本でのイソップ伝承にも視座を広げ、寓話文学の普遍性を考察します。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 『イソップ寓話』 について 第2回 『イソップ寓話』のドイツ語圏における受容と展開 第3回 マルティン・ルターの寓話 1 説教と寓話 第4回 マルティン・ルターの寓話 2 教会批判 第5回 マルティン・ルターの寓話 3 卓上語録 第6回 ゲーテの寓話 1 第7回 ゲーテの寓話 2 第8回 レッシングの寓話 1 寓話の効用について 第9回 レッシングの寓話 2 寓話と啓蒙 第10回 レッシングの寓話 3 レッシングとS.リチャードソン 第11回 ハイネの寓話 1 寓話と政治批評 第12回 ハイネの寓話 2 動物と寓意 第13回 カフカの寓話 1 第14回 カフカの寓話 2 動物寓話とアレゴリー 第15回 まとめ
小発表2回、期末課題レポートの作成 |
教科書・参考書等 |
配布資料による |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料 |
【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
毎回の予習が不可欠です。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小発表(50%)、期末課題レポート(50%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
イソップ寓話は簡潔な話ですが、ドイツ語圏でも広く受容されてきました。イソップ寓話の有名な話が、作家によって微妙にアレンジされ翻案された姿を原文から確認してみましょう。 |
その他 |
第1、2回では、文学テキストの翻訳の問題について、翻訳実務経験を基に授業をする。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |