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年度 2025年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム
講義コード WMBB3102 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 表象文化論講義B
授業科目名
(フリガナ)
ヒョウショウブンカロンコウギB
英文授業科目名 Lecture on Representation and Culture B
担当教員名 溝渕 園子
担当教員名
(フリガナ)
ミゾブチ ソノコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 木1-2:文B201
授業の方法 講義・演習 授業の方法
【詳細情報】
対面
・グループ学習、学生の発表、ディスカッション
・授業は対面で実施します。 
単位 2.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 05 : 文学
対象学生
授業のキーワード 文学、「日本」、歴史性、多様性 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 旧植民地・占領地、北海道・沖縄、海外移住地などの「外地」を舞台とする日本語文学を通して、「日本文学」とは何かという問題を検討する。小説の含意を読み取りながら、文学の持つ表現力や歴史性、多様性、流動性への理解を深めると同時に、「日本文学史」を批評的にとらえる姿勢を身につけたい。また、学外講師による特別講義を交えることで、さらに多角的なアプローチを学ぶ。 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(1)
第3回 『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(2)
第4回 『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(3)
第5回 『「帰郷」の物語/「移動」の語り』(1)
第6回 『「帰郷」の物語/「移動」の語り』(2)
第7回 『「帰郷」の物語/「移動」の語り』(3)
第8回 『「帰郷」の物語/「移動」の語り』(4)
第9回 中間まとめ
第10回 外部講師による特別講義(予定)
第11回 『「日本語」の文学が生まれた場所』(1)
第12回 『「日本語」の文学が生まれた場所』(2)
第13回 『「日本語」の文学が生まれた場所』(3)
第14回 『「日本語」の文学が生まれた場所』(4)
第15回 授業の総括 
教科書・参考書等 ・テキスト:西成彦『外地巡礼:「越境的」日本語文学論』(2018年、みすず書房)、伊豫谷登士翁・平田由美編『「帰郷」の物語/「移動」の語り』(2014年、平凡社)、黒川創『「日本語」の文学が生まれた場所:極東20世紀の交差点』(2023年、図書出版みぎわ)
・参考書:中川成美&西成彦編著『旅する日本語―方法としての外地巡礼』 ‎(2022年、松籟社)ほか授業中に指示します。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト, 配付資料, Microsoft Teams
【詳細情報】 テキスト,配付資料(Microsoft Teams) 
授業で取り入れる
学習手法
ディスカッション, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
授業前に、テキストをきちんと読んで準備しておくこと。
発表後は、授業でのディスカッションの内容や生じた疑問点などを整理しておき、それらを期末レポートに盛りこむこと。
 
履修上の注意
受講条件等
受講者でグループを作り、テキストを基にしたグループ発表を行っていただきます。
学外講師による特別講義の日程は未定です。第1回のガイダンスの時にお知らせします。
 
成績評価の基準等 参加状況(30%程度)、発表内容及び資料の完成度(70%程度)から総合的に評価する。平常点については、ディスカッションへの参加状況を重視する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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