年度 |
2025年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
62163001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
現代社会と農山村[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンダイシヤカイトノウサンソン |
英文授業科目名 |
Rural Community in Modern Society |
担当教員名 |
福田 恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
フクダ サトシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木5-8:総K205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
対面を基本としつつ、必要に応じてオンライン授業を行う。moodle、Microsoft Forms(資料の受け取り、課題提出、質疑応答)も用いる。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
4 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
現代社会において、農山村はきわめてアンビバレントな存在である。一方では、豊富な自然資源や土地を利用して昔とさして変わらない生活を送っているが、他方では、科学技術やテクノロジーの普及によって都市と同様の生活が営まれている。伝統と近代が混在した「農山村」とは、そもそも何であり、われわれにとってどのような存在なのだろうか。 本講義では、農山村を理解するために、生(生命・生態を含む)や循環を重視した議論と、技術(支配制度を含む)や発展を重視した議論をベースに据え、それぞれの観点から農山村の人間生活がいかに捉えられたかを解説する。 講義は二部構成である。第一部では農山村に関わる議論の全体像と主要概念を俯瞰し、その後、日本の農山村がたどった歴史とそこから派生した諸特質について説明する。第二部では、現代農山村が抱える諸問題や新たな動き(資源利用および地域再生)を紹介し、最後に近現代社会における農山村の課題と可能性について総括する。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 第2回 近現代社会と農山村に関わる学的俯瞰図 第3回 農山村の社会・文化とその形成① 稲と米、農業の共同性 第4回 農山村の社会・文化とその形成② 儀礼とその解釈・比較・機能 第5回 農山村の社会・文化とその形成③ 農村の支配と共同 第6回 農山村の近代化① 国民国家と地域社会 第7回 農山村の近代化② 市町村と「むら」の統合・対立 第8回 農山村の近代化③ 農林業技術・官僚制・エートス 第9回 農山村問題の変遷① 滞留人口・移民、過疎・限界集落 第10回 農山村問題の変遷② 農業問題と農村政策 第11回 農山村問題の変遷③ 環境問題と開発・運動 第12回 地域再生をめぐる相克と可能性① 文化思想としてのローカリズム 第13回 地域再生をめぐる相克と可能性② 新自由主義と地域活性化 第14回 地域再生をめぐる相克と可能性③ 自然資源の可能性 第15回 まとめ
期末レポート |
教科書・参考書等 |
参考図書 日本村落研究学会編、2007、『むらの資源を研究する―フィールドからの発想―』農文協 日本村落研究学会編、2007、『むらの社会を研究する―フィールドからの発想―』農文協 地域社会学会編、2000、『キーワード地域社会学』ハーベスト社 日本村落研究学会編『村落社会研究』(1~58集)『村落社会研究ジャーナル』(No.1-57) 山本努編、2021、『よくわかる地域社会学』ミネルヴァ書房 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, 映像資料, Microsoft Teams, Microsoft Forms, その他(【詳細情報】を参照), moodle |
【詳細情報】 |
画像資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
分からない用語については、専門辞書や参考書で調べること。興味を持ったテーマについては、論文等を収集すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小レポート(50%)、期末レポート(50%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |