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年度 2025年度 開講部局 理学部
講義コード HL090000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 海洋生物学実習B
授業科目名
(フリガナ)
カイヨウセイブツガクジッシュウB
英文授業科目名 Summer Course for Marine Biology B
担当教員名 田川 訓史,有本 飛鳥,植木 龍也
担当教員名
(フリガナ)
タガワ クニフミ,アリモト アスカ,ウエキ タツヤ
開講キャンパス   開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 集中
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型)
実験中心、作業、薬品使用、グループワーク 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 03 : 基礎生物学
対象学生 生物科学科の3年生
授業のキーワード 生物多様性、生物採集、野外調査、系統進化、比較発生 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
海産動物の多様性や系統進化に関する分子生物学実験などを遂行する発展的な能力を修得するための科目 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
生物学プログラム
(能力・技能)
・身につけた基礎的知識を元に実験などの実践を遂行できる以下の実験能力を修得する。1)基礎的な観察技能と実験操作技能。 2)観察した自然現象や実験操作の結果を記述する能力。3)関連するデータを収集し評価する能力。 
授業の目標・概要等 この授業では、生物多様性に関して、野外での調査と実験室での分子生物学的解析の両面からデータを収集・解析する。また、様々な海洋動物の幼生や幼若体を採集・観察し、比較することによって発生の視点を取り入れて多様性に関する洞察を深める。 
授業計画 対面実習とオンライン発表会を組み合わせて行う。
対面実習:3泊4日の集中形式で、以下の内容を実施予定。
1. 生物の生態学的・形態学的多様性の講義
2. 潮間帯を中心にした海産動物の観察・採集
3. プランクトンの採集と観察・記録
4. 観察・採集した海産動物の同定
5. 環境試料からのDNA抽出

オンライン発表会:
実習で行なった解析等の結果を参加者各自が発表し、公開臨海実習の参加者を交えた総合討論を行う。


レポート提出

天候や生き物の状態等により、実習内容は若干変更されることがある。 
教科書・参考書等 テキストは実験所で用意する。
参考書:海産無脊椎動物の発生実験(培風館)、無脊椎動物の発生(培風館)等。
 
授業で使用する
メディア・機器等
Zoom
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
フィールドワーク/ アンケート調査, 授業後レポート
予習・復習への
アドバイス
野外活動の準備として海洋動物の多様性や系統分類に関する一般書や図鑑等に目を通しておくのが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
受講者定員は同日実施される公開臨海実習と合計して20名程度。希望者多数の場合は抽選を行い、抽選の有無に関わらず受講可否の決定は7月中旬の予定。受講登録の方法は、生物事務室の掲示に従うこと。

対面実習が実施される尾道市向島町にある臨海実験所までの交通費および実験所滞在中の食費は各自負担。

飲食物や特定生物に対する飲食以外でのアレルギー、その他特異体質がある場合は事前に連絡が必要。食事発注先の都合上、食材の指定や変更はできないので留意のこと。

授業に関連して受講者が収集・作成し、提出したデータ・課題等については、今後、臨海実験所(広島大学)の教材等として利用・公表することがある。なお、この授業科目の履修希望を提出した時点で、以上の内容に同意したものとして取り扱う。
 
成績評価の基準等 実習態度・レポート内容・発表内容を総合的に評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 受講に関する不明点は生物科学科事務に問い合わせること。 
その他 臨海実験所ウェブサイト https://www.hiroshima-u.ac.jp/rinkai 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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