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年度 2025年度 開講部局 経済学部経済学科夜間主コース
講義コード G7823301 科目区分 専門教育科目
授業科目名 演習
授業科目名
(フリガナ)
エンシュウ
英文授業科目名 Seminar
担当教員名 築達 延征
担当教員名
(フリガナ)
チクダテ ノブユキ
開講キャンパス 東千田 開設期 3年次生   前期   通年
曜日・時限・講義室 (通) 水11-12:東千田ミーティングルーム4-4
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
対面, オンライン(同時双方向型)
演習中心、ディスカッション、学生の発表、野外実習 
単位 4.0 週時間 2 使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 04 : 経営学
対象学生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
経済・経営統合プログラム
(総合的な力)
・経済・経営統合プログラムで養成された能力を基に、社会現象を分析し、問題点を把握・分析し、その解決策を評価する能力
・レポート作成能力,プレゼンテーション能力,ディスカッション能力 
授業の目標・概要等 生成型AIの進化により、大卒・院卒用のタスクの内容が大きく変容しつつあり、求められる到達点・完成度も飛躍した。さらに、能力の再定義化がすでに始まっており、アメリカの大学でのある実験・調査によると、脚本家・作家はもちろん、MBAを有した管理職、大企業の経営陣が行うべきタスクの大部分を代替できてしまい、心理的安全性が危うくなるというものがあった。この傾向は、日本でも将来起こりえることである。つまり、生成型AI以上の学力・能力が求められるようになった。生成AIが得意とするのは、「調べ学習・まとめ学習」によるレポート・卒論・報告書・プレゼン資料である。ところが、時間の経過とともに不正確な回答のみならず、嘘の事実、でたらめな根拠も作り上げることも分かってきた。

この演習では、正確な論拠、事実にもとづく「課題研究」のやり方を勉強することにより、生成型AIに劣らない能力を身に着けることを目標としている。具体的には、まず、教科書を用い、課題研究のやり方、進め方を勉強する。また、その後、実際に、「経営組織論」に関する課題研究を完成させることになる。つまり、自分で研究テーマに値するものを見つけ、「問い」を投げかけるクリティカル・シンキング能力が前提となる。さらに、学内はもちろんのこと、学外まで出向き、自主的に課題研究を完成する必要がある。 
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 課題研究の概要1
第3回 課題研究の概要2
第4回 研究テーマを決めよう1
第5回 研究テーマを決めよう2
第6回 リサーチクエスチョンを導こう1
第7回 リサーチクエスチョンを導こう2
第8回 テーマ・「問い」に関するディスカッション
第9回 仮説を立て、適切な研究方法を選ぼう1
第10回 仮説を立て、適切な研究方法を選ぼう2
第11回 研究計画書の作成1
第12回 研究計画書の作成2
第13回 研究計画書の発表1
第14回 研究計画書の発表2
第15回 研究計画書の提出
第16回 調査・実験を実施しよう
第17回 結果をまとめよう
第18回 研究倫理
第19回 考察、結論、今後の展望
第20回 研究内容をまとめ、発表しよう1
第21回 研究内容をまとめ、発表しよう2
第22回 実践1
第23回 実践2
第24回 実践3
第25回 実践4
第26回 最終発表1
第27回 最終発表2
第28回 最終レポートの作成1
第29回 最終レポートの作成2
第30回 最終レポートの提出 
教科書・参考書等 なし 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料, 映像資料, Zoom, moodle
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
PBL(Problem-based Learning)/ TBL(Team-based Learning), フィールドワーク/ アンケート調査, プロジェクト学習
予習・復習への
アドバイス
演習なので、学外の図書館での課外活動も伴う。 
履修上の注意
受講条件等
教科書を読みこなすためには、英検2級、TOEIC550点以上の英語力が望ましい。数学力として、「式」でsamplingによるデータの記述統計学・p値ならびに correlation(相関)程度が理解できること。さらに、経営組織論のセットでの履修が望ましい。 
成績評価の基準等 各課題の提出ならびに発表 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 近隣の図書館にも足を運んでもらうことになる。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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