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年度 2025年度 開講部局 教育学部
講義コード CC525403 科目区分 専門教育科目
授業科目名 関係行政論
授業科目名
(フリガナ)
カンケイギョウセイロン
英文授業科目名 Legal and Administrative Systems
担当教員名 山地 美智子
担当教員名
(フリガナ)
ヤマジ ミチコ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:教K108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
対面
講義中心、ディスカッション、学生の発表、 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 06 : 心理学
対象学生
授業のキーワード 人が生きる上で出会う困難, 人権,支援を受ける権利,支援のための仕組み 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
公認心理師資格取得のための必須科目.
困難な状況にある人を支援するための仕組みについて学び、臨床心理の専門職が、どのような立場で何ができるかを考える。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
心理学プログラム
(知識・理解)
・心の仕組みや働きに関する発展的知識を身につける 
授業の目標・概要等 人が生きる上で出会う各種の困難を理解するために、具体的な事例を提供して説明する。
困難な立場に置かれた人の支援を受ける権利を念頭に置きつつ、支援のための各種の仕組みを紹介する。
臨床心理の専門家として、困難な立場に置かれた人にどのようにかかわり、どのように支援できるかを共に考える。
 
授業計画 第1回:人が生きていく上で出会う困難と支援のための仕組み:人権の観点から
第2回:公認心理師法
第3回:患者の権利と支援の仕組み、終末期(ターミナル)のケア
第4回:生活困窮者の生存権と支援の仕組み、シェルター、生活保護
第5回:障害者の権利(障害者の権利条約)と支援の仕組み
第6回:高齢者の権利と支援の仕組み
第7回:労働者の権利と支援の仕組み(特にハラスメント、過労死)
第8回:引きこもり者の支援を受ける権利と支援の仕組み
第9回:犯罪捜査と裁判手続、罪を犯した者の権利及び回復へ向けての支援の仕組み(特に薬物依存、累犯、障害者、高齢者)
第10回:犯罪被害者の支援を受ける権利と支援の仕組み、性被害者のためのワンストップサービス、回復へ向けての支援
第11回:子どもの権利(人権)と意見の尊重、子どもの権利条約、子どもアドボカシー
第12回:養育困難な家庭と子ども(貧困、DV、離婚、ひとり親など)
第13回:養育困難な家庭の子ども支援の仕組み(児童虐待と不適切な取扱い、社会的養護)
第14回:学校に由来する困難(体罰、いじめ、不登校)と子どもの権利、子ども支援の仕組み
第15回:非行と犯罪、立ち直って成長発達する権利とそのための支援の仕組み

 
 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心)
テキスト:なし,必要に応じてプリントを配布する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
【詳細情報】 パワーポイント,配付資料。 
授業で取り入れる
学習手法
予習・復習への
アドバイス
文献については予めまたは毎回の授業の中で紹介するので、できるだけ目を通してほしい。 
履修上の注意
受講条件等
公認心理師資格取得のための必須科目 
成績評価の基準等 授業への出席、提出されたレポートなどで理解度を評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 人が生きるうえで出会う困難を実感し、支援者として立つ覚悟を養ってください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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