年度 |
2025年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC133006 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
聴覚障害コミュニケーションII |
授業科目名 (フリガナ) |
チョウカクショウガイコミュニケーションII |
英文授業科目名 |
Communication Methods in School Education for the Deaf and Hard of Hearing II |
担当教員名 |
品田 俊弘,新海 晃 |
担当教員名 (フリガナ) |
シナダ トシヒロ,シンカイ アキラ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火3-4:教L108 |
授業の方法 |
講義・演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面 |
講義および演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類(特別支援教育教員養成コース第二専修)の学生(下記履修上の注意および世話教員メッセージを参照のこと) |
授業のキーワード |
特別支援学校(聴覚障害),授業で使う手話,セルフアドボカシー,SDG_04 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「能力・技能」の3に関する学習の効果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 特別支援教育教員養成プログラム (能力・技能) ・障害を補償する実際的な手段や障害の特性に応じて必要となる手だてについて修得する。 |
授業の目標・概要等 |
特別支援学校(聴覚障害)では,授業や日常生活において,手話と音声を併用する形で指導が行われている。手話は音声と異なる言語であるが,学校の教育目標を達成するため,教育実践(教育実習を含む)に関する手話・指文字の読取や表出スキルを習得することを目標とする。また,キューサイン,口形文字等も使えるようにする。 |
授業計画 |
第1回 「きこえない」「きこえにくい」とは何? 第2回 手話の特徴は何?/手話教室① 第3回 補聴器や人工内耳は,どう聞こえる?/手話教室② 第4回 話し言葉と書き言葉の特徴は何?/手話教室③ 第5回 発音要領,キューサインと口形文字の特徴は何?/手話教室④ 第6回 小学部算数科の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑤ 第7回 コミュニケーション方法のまとめ/手話教室⑥ 第8回 幼稚部の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑦ 第9回 小学部国語科の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑧ 第10回 小学部社会科の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑨ 第11回 小学部理科の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑩ 第12回 小学部英語科の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑪ 第13回 中学部高等部の授業でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑫ 第14回 学校生活でつまずかないコミュニケーション/手話教室⑬ 第15回 確認テスト及び振返り/手話教室⑭
最終回では,手話スキルの獲得についての確認テスト(記述問題,読取や表出スキル及び技能に関するテスト)を実施します。また,途中で不定期に表現課題を出します。
なお,各回で取り扱う内容や順序が変更になることがあります。 |
教科書・参考書等 |
教科書 (1)社会福祉法人全国手話研修センター『手話でステキなコミュニケーション4 三訂 DVDで学ぶ手話の本 全国手話検定試験2級対応』中央法規出版 (2)中川尚志監修『聴覚障害児のためのセルフアドボカシー』ジアース教育新社 (1)については大学生協等にて各自で購入すること(大学生協には発注済み)。 (2)の購入については初回授業で案内します。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト, 配付資料, 映像資料, Microsoft Teams |
【詳細情報】 |
パソコン(Microsoft Teamsを通じて授業連絡等を行います),DVDプレーヤー |
授業で取り入れる 学習手法 |
小テスト/ クイズ形式, ロールプレイ, 授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
復習を必ずしてください。NHK手話ニュース845,こども手話ウイークリーの視聴を勧めます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育職員免許法の特別支援学校教諭免許(聴覚障害教育領域)第二欄(教育課程・指導法)に該当する選択科目です。特別支援学校(聴覚障害)の教育実習を受けることを前提とします。授業を受ける姿勢として,この科目は演習的要素が高いので必ず手指を動かし,求められたら行動してください。 (世話教員より:後期の特別支援学校(聴覚障害)教育実習を受講予定の第二専修学生は必ず受講すること。また,「聴覚障害コミュニケーションⅠ」をすでに受講していることを受講条件とする。) |
成績評価の基準等 |
各回の手話スキル確認40点及び取組態度10点,最終回の確認テスト50点の合計100点で評価します。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
特別支援学校(聴覚障害)の教員としての指導経験がある。指導場面の実際に即した形で,手話を使用する場面や手話等使用の際の留意点を踏まえつつ講義と演習を行う。 |
メッセージ |
聴覚障害のある幼児児童生徒が主体的に学んで社会を生きるようになるために,どのように伝えたらよいかを知り身に付けることができます。教育実習もより充実します。 |
その他 |
(世話教員より) ・後期の特別支援学校教育実習をしっかりイメージし,積極的な態度で受講してください。受講態度に課題があると思われる受講生については,個別に世話教員が面談をすることがあります。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |