年度 |
2025年度 |
開講部局 |
総合科学部 |
講義コード |
AQS50702 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
農村の社会・文化・自然 |
授業科目名 (フリガナ) |
ノウソンノシャカイ・ブンカ・シゼン |
英文授業科目名 |
Rural Society, Culture and Natural Resource Management |
担当教員名 |
福田 恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
フクダ サトシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月7-8:総K303 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
対面, オンライン(オンデマンド型) |
対面を基本としつつ、必要に応じてオンライン授業を行う。Moodle(資料の受け取り、課題提出、質疑応答)も用いる。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
2 |
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
人間、自然資源、狩猟、森林資源、近代化、共生 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもとに、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、主体的に研究する能力
国際共創プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえで必要な知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 (総合的な力) ・柔軟な発想と構想力のもと、課題を考察するために必要な知識・理解と能力・技能を組合せ、地球的展望から研究する能力 |
授業の目標・概要等 |
日本社会では、歴史的に自然環境の様々な利用がなされてきた。近年の研究では、日本社会の近代化にとっても、自然資源が重要な役割を担ってきたことが明らかにされつつある。本講義では、そうした日本社会における人間と自然との関わりを社会学の視点から解説する。 講義の目的は、(1)現代日本の獣害問題と狩猟の変遷を通して、人間と動物の関わりを理解すること、(2)木材文化と森林資源の歴史を通して、人間と森林の関わりを理解すること、(3)東南アジアとの比較から日本の自然利用の基礎的知識を修得すること、(4)人間社会と自然環境の共生のあり方に関する考察力を養うことにある。 |
授業計画 |
第1回 人間と自然資源 第2回 人間と動物①農山村の獣害問題 第3回 人間と動物②イノシシ猟の変遷と日本社会 第4回 人間と森林①木材と日本社会 第5回 人間と森林②近代化と森林資源の確保 第6回 比較:東南アジア・ラオスの自然利用 第7回 分析:人間と自然との共生 第8回 まとめ
レポート |
教科書・参考書等 |
参考図書 山本努編、2021、『よくわかる地域社会学』ミネルヴァ書房 日本村落研究学会編、2007、『むらの資源を研究する―フィールドからの発想―』農文協 日本村落研究学会編、2007、『むらの社会を研究する―フィールドからの発想―』農文協 鳥越晧之、2004、『環境社会学――生活者の立場から考える』東京大学出版会 Townsend,Patricia K.、2000、Environmental anthropology : from pigs to policies、Prospect Heights, Ill. : Waveland Press.(=2004、岸上伸啓・佐藤吉文訳、『環境人類学を学ぶ人のために』、世界思想社) 池谷和信、2010、『日本列島の野生動物と人』世界思想社 有岡俊幸、2010、『杉』Ⅰ(ものと人間の文化史149-1)法政大学出版会 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料, Microsoft Teams, moodle |
【詳細情報】 |
配付資料,画像資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
授業後レポート |
予習・復習への アドバイス |
分からない用語については、専門辞書や参考書で調べること。興味を持ったテーマについては、論文等を収集すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小レポート(50%)、期末レポート(50%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |