年度 |
2024年度 |
開講部局 |
総合博物館 |
講義コード |
87020001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
博物館経営論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ハクブツカンケイエイロン |
英文授業科目名 |
Museum Management |
担当教員名 |
川島 尚宗 |
担当教員名 (フリガナ) |
カワシマ タカムネ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水5-8:教K201 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心の授業で、適宜、配布資料やスライドを利用しながら授業を進める。授業中にミュージアム・マーケティングの視点に立った短い発表をおこなう。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
10
:
博物館学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 博物館学の各論として、博物館経営に関する知識を学び、他人事ではなく、積極的に関与する姿勢を養う。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
博物館の経営資源は、ヒト(博物館職員)、モノ(博物館資料、博物館施設・設備)、カネ(財源)、情報などがあり、個別要素の運営・管理とともに相互の連関やバランスが博物館経営の成否を握っている。最初に、博物館経営論のもととなる経営論の歴史、経営論の主要理論の概要を紹介した後、主要な経営資源であるヒト、カネに関連して、博物館の組織論、博物館の行財政について解説する。とくに、財政面については、国立博物館、公立博物館、私立博物館について具体的な例を利用しながら解説すると共に、補助金制度や税の優遇措置などについて解説する。また、近年重視されるようになった、広報、マーケティング、危機管理などについて解説する。 |
授業計画 |
第1回 博物館と経営論 第2回 博物館の現状と課題/ミュージアム・マネジメントとは 第3回 博物館の組織と構成員 第4回 博物館をめぐる行財政制度 第5回 博物館の財政 第6回 指定管理の事例 第7回 博物館の使命・計画 第8回 博物館の評価・倫理 第9回 発表(1) 第10回 発表(2) 第11回 発表(3) 第12回 発表(4) 第13回 博物館マーケティング 第14回 博物館の危機管理 第15回 博物館の現状と課題
各回小テストを実施し、授業の最後にレポートを課す。 |
教科書・参考書等 |
大堀哲・水嶋英治 編著 2012 『博物館学Ⅲ 博物館情報・メディア論*博物館経営論』学文社 https://www.gakubunsha.com/book/b242154.html |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
博物館関連の情報、とくに新聞、テレビ(インターネット)の情報を日常的に気を付けておくこと。また、日頃から博物館見学をするように心がけ、経営論的な視点で博物館の活動を見るくせをつけること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
発表、試験、授業態度などを総合して評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
広島大学総合博物館などこれまでの勤務経験を盛り込みながら講義を行う。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |