年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
WRA10701 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ルール形成のための国際標準化 |
授業科目名 (フリガナ) |
ルールケイセイノタメノコクサイヒョウジュンカ |
英文授業科目名 |
International Standardization for Rule Making |
担当教員名 |
国岡 正雄 |
担当教員名 (フリガナ) |
クニオカ マサオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
06
:
グローバリゼーション・国際協力 |
対象学生 |
博士課程前期学生 |
授業のキーワード |
国際標準化、ルール形成、認証、特許、標準化実例 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
この講義は、将来、企業や団体で標準化を担う人材の初期育成を目的に実施するものです。「標準化」の基礎、作成プラットフォーム、具体的な標準化実例(資源循環、性能評価法等)を学ぶことにより、将来のビジネスモデルの構築において、標準化を視野に入れることができる人材を育成することを目指します。最近では、社会の安心・安全のための「標準化」に加えて、新たな市場を創造・拡大するためのツールとしての「標準化」の重要性も高まっています。将来、自らルール形成に参加する意識を持つことを目的としています。 授業スケジュールは、決まり次第、もみじで通知します。 |
授業計画 |
第1回 標準化・ルール形成についての基礎 第2回 標準化・ルール作りの具体的実例(1)(自動車関連) 第3回 標準化と特許 第4回 標準化・ルール作りの具体的実例(2)(資源循環) 第5回 標準化・ルール作りの具体的実例(3)(バイオプラスチック) 第6回 標準化のビジネスでの活用 第7回 標準化・ルール作りの具体的実例(4)(加工性能評価法) 第8回 講義まとめ
レポート |
教科書・参考書等 |
参考図書:江藤学編『標準化教本-世界をつなげる標準化の基礎』日本規格協会、2016年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業計画のなかで関心のある事項についてウェブや参考図書で予習をするとともに、講義で印象に残ったことについてさらに復習することをお勧めします。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業への参加態度(50%)と講義後一週間以内に提出が求められるレポート(50%)で評価 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所にて、バイオプラスチックの研究を行い、その成果をISO国際標準化した経験あり。規格開発エキスパートの資格も有している。標準をもちいた製品、サービスの市場導入促進の考え方について講義する。 |
メッセージ |
標準化・ルール形成についての理解は、卒業後、社会に出たときにとても役立ちます。この講義を通じて、「誰かが標準やルール作り、自分はそれを守っている。」という意識から、「自ら進んで社会やビジネスの標準・ルールを作っていくことが重要だ」という意識へ変わっていただくことを期待します。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |