年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻化学プログラム |
講義コード |
WSD34006 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
化学特別演習A |
授業科目名 (フリガナ) |
カガクトクベツエンシュウエー |
英文授業科目名 |
Exercises in Chemistry A |
担当教員名 |
高口 博志 |
担当教員名 (フリガナ) |
コウグチ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 集中:担当教員の指定による |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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学生による発表,ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
先進理工系科学研究科基礎化学プログラム |
授業のキーワード |
化学反応速度論,化学反応動力学,レーザ分光法,量子化学計算 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
基礎化学に関係して選定した研究テーマについて,専門性と独自性を生かした研究活動を行うための実践的演習を行うことを本授業のテーマとする。特に,既存の研究方法にとらわれず,専門性を重視した上で異分野研究を柔軟に導入又は展開することを主眼とする。具体的には研究活動で必要な,情報収集能力,研究計画の作成・修正能力,科学機器活用能力,データ解析能力,異分野研究者とのコミュニケーション・プレゼンテーション能力を身につけることを到達目標とする。従来,各指導教員が行っていた研究指導のうち,基礎化学分野の中で選定したテーマについて,共通して求められる能力とスキルを身に付けることを目的として,セミナープログラム形式で構成した演習科目である。また,研究発表の方法などについても,研究科共通科目では取り扱われない基礎化学特有の事項や融合研究にも焦点を当てて解説する。学生による発表などの機会を確保する観点から,クラス分けして実施する。到達目標や修得すべき項目は全クラスに共通するが,具体的題材はクラスごとに異なり,学生はいずれかのクラスを選択して履修する。 |
授業計画 |
第1回:ガイダンスとクラス分け 第2回:科学機器の活用1:機器の基本原理と測定対象 第3回:科学機器の活用2:機器の使用条件と用途 第4回:研究計画1:モチベーションの設定と妥当性 第5回:研究計画2:目的達成に向けた実験系の設計 第6回:研究計画3:作成する実験系の検証と予想される結果の想定 第7回:情報収集1:関連研究の過去の文献調査とその整理 第8回:情報収集2:関連研究の最近の動向調査と設定テーマへの導入 第9回:情報収集3:関連研究と設定テーマの違いの明確化・独自性の追求定期試験 第10回:データ解析1:解析法の原理と問題点の理解 第11回:データ解析2:目的に合った解析方法の選出 第12回:異分野研究者とのコミュニケーション:自分の専門分野の伝え方 第13回:プレゼンテーション:グラフの示し方と必要な情報の抽出 第14回:要旨の書き方・ポイントの伝え方の議論 第15回:まとめ,各自の研究課題に活かすための助言テキスト
試験・レポートの実施予定なし。 |
教科書・参考書等 |
基礎化学に関わる各テーマの論文を初回の授業で指示する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テーマに関する書籍・論文・総説を授業中に指示する。著名な研究者の講演ビデオを拝聴する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1~15回:予習を綿密に行うことは必須であり,自分の担当範囲であるかどうかに関係なく積極的に意見を述べ,ディスカッションに参加することを意識して臨むこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
発表の準備状況と内容(75 %)と最終レポート(25 %)により評価 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
基礎事項の理解は研究遂行の基本ですから,理解できていないことをなくすように十分予習・復習を行ってください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |