年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻理工学融合プログラム |
講義コード |
WSQB1401 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
メディア通信特論 |
授業科目名 (フリガナ) |
メディアツウシントクロン |
英文授業科目名 |
Media Communication |
担当教員名 |
児玉 明,隅谷 孝洋 |
担当教員名 (フリガナ) |
コダマ メイ,スミヤ タカヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-8:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書及び資料配付、ディスカッション、課題出題,出来る限り電子資料・情報を提供する. 対面かオンラインかは状況を見ながら実施方法を検討する. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
02
:
情報科学 |
対象学生 |
博士課程前期 |
授業のキーワード |
画像処理,画像符号化,メディア情報生成,メディア通信,動画像国際符号化 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | メディア通信に係る基礎知識とその動向について理解を深める. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
近年のLSIの進歩や情報処理能力の向上に支えられ,放送,通信,蓄積などのメディア統合化を目指した,ディジタル符号化・情報通信処理技術が飛躍的な発展を遂げてきた。 テキスト情報に対して,音声,画像情報は情報量が膨大であり,個々の情報の性質を理解し,利用目的に応じたデータ圧縮手法が重要である。そこで,静止画や動画像符号化手法の基礎技術の習得を目的とする。技術の歴史的な背景として,2値画像とファクシミリ符号化,自然画像に対する圧縮処理技術を理解する.静止画処理,動画像処理方法との関連性,動画像国際標準符号化方式,スケーラビリティ,メディア通信方式について学び,応用システムについて知見を得る。 |
授業計画 |
第1回 画像処理と色彩論
第2回 画像情報のディジタル化(サンプリング,量子化)
第3回 データ圧縮,帯域圧縮,メディア通信
第4回 2値画像とファクシミリ符号化
第5回 自然画像,視覚特性とテレビジョン信号, SDTV, HDTV
第6回 可逆符号化,固定長・可変長符号化,非可逆符号化,画像変換符号化
第7回 予測符号化,動き検出,動き補償,画像の階層表現
第8回 国際標準規格(JPEG, H.261, MPEG-1,2(H.262),4, H.263, H.264など)のシステム規格,動画像,音声符号化規格I
第9回 国際標準規格のシステム規格,動画像,音声符号化規格II
第10回 国際標準規格のシステム規格,動画像,音声符号化規格III
第11回 サブバンド符号化,ピラミッド符号化,ウェーブレット符号化,フラクタル 圧縮,知的符号化 第12回 画像通信と符号化制御,バッファ制御,通信制御方式
第13回 スケーラビリティ,マルチリゾリューション処理,マルチビュー処理
第14回 メディア応用システム,画像情報の検索処理,メタデータ
第15回 データ記録とデータ通信,まとめ
レポートを3~5回程度出題する. |
教科書・参考書等 |
必要資料は配付予定.オンライン学習支援システム等を利用して,資料を提供するとともに,講義映像の配信,コンテンツダウンロードに対応予定. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)有り. |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
事前事後に提供する電子資料,電子情報を活用ください. |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポートの成績により評価する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
画像・音声メディア情報,メディア通信関連技術,情報通信サービスに興味あ る方は是非履修してください. |
その他 |
使用言語:日本語、英語、または日本語英語併用。受講生の使用言語を考慮し、一回目の講義時に知らせる。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |