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年度 2024年度 開講部局 先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻化学工学プログラム
講義コード WSF20201 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 微粒子工学論
授業科目名
(フリガナ)
ビリュウシコウガクロン
英文授業科目名 Fine Particle Technology
担当教員名 福井 国博
担当教員名
(フリガナ)
フクイ クニヒロ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 火3-4,木1-2:工114
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義内容の理解を深めるための演習も講義時間内に行う。 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 08 : 化学工学
対象学生 工学研究科博士課程前期生
授業のキーワード SDG_7,13, X線, 放射線, 微粒子物性, 微粒子挙動, 気固反応, 固体触媒反応, 粉砕, 集じん, リサイクル 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 高効率的化学変換法の開発や環境調和型化学プロセスの開発に必要な固体触媒反応や気固反応の取扱い方, 大気環境の保全に必要な微粒子の挙動・反応に関する基礎知識, マテリアルリサイクルの現状を理解・修得することを目標とする。

1. 微粒子の付着力と沈着・再飛散理論の理解
2. 微粒子の帯電現象と光学特性の理解
3. 粉砕理論とろ過理論の理解
4. 固体触媒反応のモデル化と定式化の理解
5. 気固反応のモデル化と装置設計法の理解
6. 非等温系における固体触媒反応の取扱い方
7. レアメタルの資源問題と戦略の理解
8. レアメタルリサイクルの理解
9. 循環型社会のマテリアルリサイクルの理解
10. X線の物理的性質・化学的性質
11. X線の生体影響
 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 微粒子の帯電現象と光学特性
第3回 微粒子の相互作用力
第4回 粉砕仕事則とその速度論
第5回 固体触媒反応の反応速度(基礎)
第6回 固体触媒反応の反応速度(応用)
第7回 非等温系における固体触媒反応の定式化
第8回 気固反応のモデル化と反応速度(基礎)
第9回 気固反応のモデル化と反応速度(応用)
第10回 微粒子プロセスの最新動向
第11回 レアメタルの資源問題と戦略
第12回 レアメタルリサイクル
第13回 循環型社会のマテリアルリサイクル
第14回 X線の物理的化学的性質
第15回 X線の生体影響

第16回 期末試験
講義数回につき1回程度の割合でレポートを課す。

講義は基本的に対面または双方向Webで実施するが、試験は対面で実施する予定である。 
教科書・参考書等 配布資料と教科書に沿って、講義・演習を行う。
【教科書】
金岡千嘉男・牧野尚夫編著「はじめての集じん技術 基礎から応用まで」日刊工業新聞社を購入すること。
【参考書】
橋本健治著「反応工学」梅風館
亀井三郎編「化学機械の理論と計算」産業図書
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,プレゼンテーションソフト,プロジェクター 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 特になし
第2回 微粒子の帯電現象とMie散乱やフラウンホーファー回折に関する理解を深める
第3回 微粒子の相互作用力(静電気力や液架橋力)に関する理解を深める
第4回 選択関数,粉砕関数と粉砕仕事則に対する理解を深める
第5回 空孔内での物質移動速度論の理解を深める
第6回 物質移動速度論と反応速度論の理解を深める
第7回 非等温系における固体触媒反応の反応速度論の理解を深める
第8回 気固反応のモデルの理解を深める
第9回 気固反応モデルの反応速度の理解を深める
第10回 第1〜9回の内容の総復習
第11回 レアメタルの資源問題と戦略の理解を深める
第12回 レアメタルリサイクルの理解を深める
第13回 循環型社会のマテリアルリサイクルに関する理解を深める
第14回 X線の性質と利用法の理解を深める
第15回 X線の生体影響の理解を深める


 
履修上の注意
受講条件等
学部で履修した環境, 微粒子, 反応に関する知識をを復習しておくこと。 
成績評価の基準等 中間・期末試験(75%)、レポート・小テスト(25%)を100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 https://powder.hiroshima-u.ac.jp/

 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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