年度 |
2024年度 |
開講部局 |
先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻物理学プログラム |
講義コード |
WSB16000 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
表面物理学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒョウメンブツリガク |
英文授業科目名 |
Surface Physics |
担当教員名 |
奥田 太一 |
担当教員名 (フリガナ) |
オクダ タイチ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 木5-8 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
博士前期課程 |
授業のキーワード |
表面、界面、電子状態、結晶成長、スピントロニクス、光電子分光、走査トンネル顕微鏡 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
固体表面の物性は,物理の基礎科学としての観点から広く興味をもたれるだけでなく,電子工学,金属工学、工業科学などの幅広い分野においても重要課題となっている。本講義では,金属や半導体などの固体表面そのものを対象として,表面の構造,電子状態についての基礎的な知識を習得するとともに,原子や分子の吸着した固体表面についても取り扱い,その表面の構造,電子状態や表面の動的過程について学習する。また、それらの表面研究手法や表面作成手法についても解説する。加えて最近の表面研究の話題なども紹介する。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション (表面物理学とは) 第2回 表面の結晶学 第3,4回 表面の構造 第5,6回 表面構造の研究手法 第7,8回 表面の電子状態(清浄表面、吸着表面) 第9,10回 表面電子状態の研究手法 第11,12回 表面特有の諸現象(電荷密度波、量子井戸、表面磁性など) 第13回 表面の素励起や吸着現象 第14,15回 表面の新しい量子現象、最近の話題(2D単層膜、ラシュバ効果、トポロジカル絶縁体など)
授業内容に関するテストまたはレポート |
教科書・参考書等 |
参考書 表面に関する書籍はいろいろあるが、例えば 表面物理学(村田好正、朝倉書店) 表面科学入門(小間篤ら編、丸善)表面物理学入門(塚田捷、東京大学出版会), A. Zangwill, Physics at surfaces, M.C. Desjonqueres and D. Spanjaard, Concepts in Surface Physics, F. Bechstedt. Principles of Surface Physics (Springer, 2003) など |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,プロジェクター, 板書 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
講義内容を復習し、各自が興味に応じてさらに調べることによって理解を深める。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポートもしくはテスト(50%程度),平常点(50%程度)により行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |