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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム
講義コード PA343422 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 倒産処理法1
授業科目名
(フリガナ)
トウサンショリホウ1
英文授業科目名 Bankruptcy Law 1
担当教員名 藤本 利一
担当教員名
(フリガナ)
フジモト トシカズ
開講キャンパス 東千田 開設期 2年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
1)講義形式を中心とした授業である。
2)担当教員は、テキスト(山本和彦『倒産処理法入門〔第6版〕』有斐閣)と簡単な「事前課題」に従い授業を進める。
授業開始前に、山本和彦『倒産処理法入門〔第6版〕』第1章~第4章を精読しておくこと。一通りの概要を知るために、伊藤眞『倒産法入門: 再生への扉 (岩波新書 新赤版 1866)』(岩波書店)、および高田賢治ほか『倒産法 (有斐閣ストゥディア)』(有斐閣)が有益である。事前の購読をお勧めする。
なお,「事前課題」はTKCにアップする予定である。
毎回の授業では,テキストの該当部分の精読とこの「事前課題」を検討済みであることを想定している。                                              
3)教科書とは別に適切な体系書を利用することが望ましい。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 01 : 法学
対象学生 2年次生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
選択必修【d展開・先端科目】 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 【目標】
1) 破産法の基礎的概念を,他者に平易に説明できる。
2)破産法の基礎的概念が問題となる典型的な事案を説明でき,当該概念を適用の上,理由と  ともに一定の結論を導くことができる。
3)他の倒産法にある,類似の基礎的概念について,整理と区別が出来る。

【概要】
この授業では,破産法の基本的な知識を習得することを目的とする。この授業の内容を十分に理解出来れば,条文や制度の内容について,基本的な理解を獲得することができ,典型的な事例問題について,一定の解答を導くことができる。また,倒産法の重要判例を読み理解する前提となる学力を身につけることができる。こうした学力がその後の発展応用科目へとつながっていく。
授業の目標は次のとおり。
1) 破産法の基礎的概念を,他者に平易に説明できる。
2)破産法の基礎的概念が問題となる典型的な事案を説明でき,当該概念を適用の上,理由と  ともに一定の結論を導くことができる。
3)他の倒産法にある,類似の基礎的概念について,整理と区別が出来る。 
授業計画 第0回 導入―倒産処理入門・破産手続の概要
第1回 手続の開始1
第2回 手続の開始2
第3回 手続の機関
第4回 破産財団と債権者1
第5回 破産財団と債権者2
第6回 契約関係の処理1―売買
第7回 契約関係の処理2―賃貸借・請負・リース契約
第8回 破産手続における担保権の取扱い1
第9回 破産手続における担保権の取扱い2
第10回 相殺権と相殺禁止1
第11回 相殺権と相殺禁止2
第12回 否認権1
第13回 否認権2
第14回 否認権3
第15回 破産免責 
教科書・参考書等 教科書:山本和彦『倒産処理法入門〔第6版〕』(有斐閣,2024年2月)
必携書:『倒産判例百選(第6版)』(有斐閣,2021年1月)
参考書:伊藤眞『破産法・民事再生法[第5版]』(有斐閣、2022年4月)
山本和彦ほか『倒産法概説 <第2版補訂版>』(弘文堂、2015年4月)
田頭章一『講義 破産法・民事再生法』(有斐閣,2016年2月)
藤本利一=野村剛司編著『基礎トレーニング倒産法[第2版]』(日本評論社,2023年2月)
◇ TKCシステムには,事前課題だけでなく,適宜授業中に配付する資料もアップする。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料、TKCに提示するレジュメ 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
詳細はTKCを参照すること。 
履修上の注意
受講条件等
 本講義は,各科目の実施方法の「2(1)教員からの対話中心」,「2(4)論述能力の涵養 ①設問分析力,③論理構成力,④文章作成力」に相当します。成績評価は,「①文章,理論の正確な理解ができる,③論理構成を比較し選択できる,④適切な文章表現ができる」を基に行います。 
成績評価の基準等 小テスト(20%)+レポート(80%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 2年次配当科目だが3年次も受講可能。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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