年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム |
講義コード |
PA230112 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
法的思考法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ホウテキシコウホウ |
英文授業科目名 |
Legal Thinking Method |
担当教員名 |
菊池 亨輔 |
担当教員名 (フリガナ) |
キクチ キョウスケ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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1)講義形式を原則としつつ、受講生の理解を確認・促進するための質疑応答を交える。 2)授業終わりに、受講生は授業内容を振り返り、質問・意見等をリアクションペーパーに記入する。 3)授業進行方法の詳細については、受講者数等を加味して、第一回の授業で説明する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
2年次 |
授業のキーワード |
法哲学,法解釈方法,法的思考 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 選択必修【c基礎法学・隣接科目】 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
【 目 標 】 1)各自の法律学習の方法を見直す。 2)条文,教科書(学説),判例のそれぞれを,一貫した方法的意識をもって処理できる。 3)事案に対して法的解決を与えるに際して、場当たり的または無意識的に行っている方法を反省し,それを自覚的に用いることができる。 4)法的思考を複数の理由づけの型の集合として把握することができる。
【概要】 汎用的な法的思考という観点から,実定法を横断的に扱う基礎法学科目である。法律専門家は,状況に即応できる法的思考能力を備えていなければならない。そのためには法的思考の特質を把握しておくことが肝要である。 法的三段論法等の基礎理論を概説したうえで、伝統的解釈方法,各種の論法についてそれぞれ講義する。伝統的解釈方法および各種の論法について,その内容と相互関係について理解し,理論的考察を深めるため,実例を挙げつつ授業内で質疑を重ねる。 残りの授業では応用として、高度の法的思考が展開された極限的な裁判例の分析を行い、法的思考の意義と限界を探究する。 |
授業計画 |
1.法的思考と学習 2.法的三段論法とレトリックの視点 3.法的三段論法における「論理」と法的思考過程 4.文理解釈 5.文理解釈の実践 6.体系的解釈と歴史的解釈 7.歴史的解釈と目的論的解釈 8.法の解釈と継続形成 9.反対解釈・類推・もちろん解釈 10.帰結主義論法 11.裁判例の分析(1) 12.裁判例の分析(2) 13.裁判例の分析(3) 14.反制定法的解釈 15.法解釈に正解はあるのか
講義をすべて終了した後に試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
配付資料 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
詳細はTKCを参照すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は、各科目の実施方法の「1(4)応用力の涵養」、「2(2)双方向の対話中心」、「2(4)論述能力の涵養④文章作成力」に相当します。成績評価は「原則、修正、例外等の思考の型、枠組みの理解」、「法的思考の確認、三段論法の確認」、「④適切な文章表現ができる」を基に行います。 |
成績評価の基準等 |
平常点 40%(授業中の発言および質疑応答20%、リアクションペーパー20%) 試験 60% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |