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年度	2024年度	開講部局	人間社会科学研究科専門職学位課程実務法学専攻実務法学プログラム
講義コード	PA120311	科目区分	専門的教育科目
授業科目名	刑事訴訟実務基礎
授業科目名 （フリガナ）	ケイジソショウジツムキソ
英文授業科目名	Workshop of Criminal Procedure
担当教員名	田上　剛,家入　美香
担当教員名 (フリガナ)	タノウエ　ツヨシ,イエイリ　ミカ
開講キャンパス	東千田	開設期	3年次生   前期   セメスター（前期）
曜日・時限・講義室	(前) 月5-6
授業の方法	講義	授業の方法 【詳細情報】
			１）最初に本講座の位置づけ,意義等を踏まえて,刑事手続（とりわけ捜査）の流れを確認する。 ２）捜査段階を中心して検察実務（身体拘束及び事件処理をめぐる問題）及び弁護実務（捜査弁護及び公判準備をめぐる問題）について，時系列に従い両者を対比しながら検討する。 ３）以上の検討を踏まえ,裁判の立場から,令状手続,準備手続及び公判手続を検討するとともに,事実認定の手法にも触れつつ,刑事司法手続全般をめぐる実務上の問題点を検討する。
単位	2.0	週時間		使用言語	J : 日本語
学習の段階	7 : 大学院発展的レベル
学問分野（分野）	24 : 社会科学
学問分野（分科）	01 : 法学
対象学生	3年次
授業のキーワード	刑事実務
教職専門科目		教科専門科目
プログラムの中での この授業科目の位置づけ （学部生対象科目のみ）	必修【b実務基礎科目】
到達度評価 の評価項目 （学部生対象科目のみ）
授業の目標・概要等	【目標】 １）刑事事件の実務的処理を行うために必要な基礎的知識を修得する。 ２）刑事事件に対する実務家としての取組み方を修得させ,実務修習に入るために最低限度必要な実務処理能力を涵養する。 【概要】 １）検察,弁護及び裁判のそれぞれの立場から,オムニバス形式で実務上重要な問題点を検討する。 ２）教材用の事件記録を使用するなどして,具体的事案に即した事実認定上及び法律上の問題点を検討する。
授業計画	第1回　捜査手続の流れ，検察実務総論 第2回　検察実務と弁護実務Ⅰ 第3回　刑事裁判総論，訴因制度 第4回　検察実務と弁護実務Ⅱ 第5回　検察実務と弁護実務Ⅲ 第6回　事実認定の基礎Ⅰ 第7回　事実認定の基礎Ⅱ 第8回　公判手続Ⅰ 第9回　公判手続Ⅱ 第10回　公判手続Ⅲ 第11回　公判前整理手続Ⅰ 第12回　公判前整理手続Ⅱ 第13回　令状審査 第14回　検察実務と弁護実務Ⅳ（まとめ） 第15回　まとめ 期末試験及びレポート（3回）を実施する。
教科書・参考書等	教科書＝司法研修所刑事裁判教官室編『プロシーディングス 刑事裁判<平成30年版＞』(2019年,法曹会）　 　　　　司法研修所刑事裁判教官室編『プラクティス 刑事裁判<平成30年版＞』(2019年,法曹会）　 　　　　◎　裁判所HPからダウンロード可能。 　　　　https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/syusyugaiyou/keisaikyoukan/index.html 　　　　＊　上記教材は主に3回目以降（裁判）のカリキュラムで使用する予定である。
授業で使用する メディア・機器等
	【詳細情報】	配付資料，TKCに提示するレジュメ
授業で取り入れる 学習手法
予習・復習への アドバイス	詳細はTKCを参照すること
履修上の注意 受講条件等	本講義は，各科目の実施方法の「１⑷応用力の涵養」「2⑶事例，研究中心」「2⑷論述能力の涵養」に相当します。成績評価は「原則，修正，例外等の思考の型，枠組みの理解」「法的思考の確認，三段論法の確認」「①文章，理論の正確な理解ができる」「②制度を一覧して比較できる」「③論理構成を比較して選択できる」を基に行います。
成績評価の基準等	レポート50％程度（検察・弁護30％・裁判20％），期末試験50％程度（裁判） 　＊　なお，裁判については，レポートを試験に統合し試験70％とする可能性もある。
実務経験	有り
実務経験の概要と それに基づく授業内容	経験豊かな実務家教員（裁判官及び弁護士）が，刑事訴訟実務の基礎について実践的な講義を行う。
メッセージ
その他
すべての授業科目において，授業改善アンケートを実施していますので，回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており，今後の改善につなげていきます。