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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科専門職学位課程教職開発専攻教職開発プログラム
講義コード WPA23050 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 異校種連携接続の実践開発
授業科目名
(フリガナ)
 
英文授業科目名 Practical Development of Cooperative Connections between Different School Types
担当教員名 松浦 武人,藤川 照彦
担当教員名
(フリガナ)
マツウラ タケト,フジカワ テルヒコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 金1-4:教C307
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、演習、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 目標:異校種間の連携接続の視点から,児童・生徒の学習指導上の課題を把握し,課題の解決を図るためのカリキュラム(異校種の連携接続を図る教材及び評価材,学習指導方法)を開発することができる。
概要:童・生徒の学習指導上の課題の解決を図るために、異校種が連携して、児童生徒の実態を踏まえながら、また指導内容の系統性に基づき、一貫性のある教育を推進・展開していくための資質・能力を形成する。そのために、異校種間の連携接続に関する先行事例・先行研究を考察するとともに、現状の児童・生徒の学習課題の解決を図るための具体的なカリキュラム開発(異校種の連携接続を図る教材及び評価問題の開発・検討,学習指導方法の開発・検討)を行う。
 
授業計画 第1回:オリエンテーション
 本授業の目的と内容,期待される学習効果などを説明するとともに,授業の進め方について確認する。また,カリキュラム開発に向けて協議するためのグループを編成する(A,B,C,Dの4グループ)。

第2回: 異校種間の連携接続の重要性
 異校種が連携して、児童・生徒の学習指導上の課題を解決するために一貫性のある教育を推進・展開していくことの重要性について概説する(講義)。

第3回:異校種間の連携接続の動向
異校種間の連携接続に関する教育実践研究の事例を示し,研究動向を概説する(講義)。

第4回:児童・生徒の学習指導上の課題の明確化
 異校種間の連携接続の視点から,全国学力・学習状況調査における児童・生徒の実態を考察し,学習指導上の課題を明確にする。

第5回:異校種の連携接続を図る教材の開発(1)
 児童・生徒の学習指導上の課題を焦点化し,課題を解決するための教材を考案する。

第6回:異校種の連携接続を図る教材の開発(2)
 第5回で考案した教材について,グループ内で検討する。

第7回:異校種の連携接続を図る評価材の開発(1)
 児童・生徒の学習指導上の課題に関する実態の変容を評価するための評価問題及び評価基準を作成する。

第8回:異校種の連携接続を図る評価材の開発(2)
 第7回で作成した評価問題及び評価基準についてグループ内で検討・調整する。

第9回:異校種の連携接続を図る学習指導方法の開発(1)
 第5回~第8回で開発した教材及び評価材を用いた学習指導を構想する。

第10回:異校種の連携接続を図る学習指導方法の開発(2)
 第9回で構想した学習指導について,グループ内で模擬授業を通して検討する。

第11回:開発したカリキュラムの発表・批評会(1)
 Aグループが開発したカリキュラムを発表し,その後,批評会を行う。

第12回:開発したカリキュラムの発表・批評会(2)
 Bグループが開発したカリキュラムを発表し,その後,批評会を行う。

第13回:開発したカリキュラムの発表・批評会(3)
 Cグループが開発したカリキュラムを発表し,その後,批評会を行う。

第14回:開発したカリキュラムの発表・批評会(4)
 Dグループが開発したカリキュラムを発表し,その後,批評会を行う。

第15回:まとめ
 第11回から第14回の検討内容をもとに,開発したカリキュラムの精緻化を図る。(レポートにまとめ,各自提出する。)
 
教科書・参考書等 適宜。資料を配付する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,映像 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
異校種連携接続に関する先行研究・実践事例を考察し,課題を明確にしておく。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 1)資料の収集・整理:カリキュラム開発に向けて,目的に合致する必要な資料を収集・整理できる。(40%)
(2)レポート:異校種間の連携接続を通して、現状の児童・生徒の学習課題の解決を図るための具体的なカリキュラム(異校種の連携接続を図る教材及び評価問題,学習指導方法)を開発することができる。(60%)
(現職教員院生):建設的にグループの話し合いを推進し、教職経験を活かしながら協働的に授業を開発することができる。
(学部卒院生):積極的にグループの話し合いに参加し、協働的に授業を開発することができる。

 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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