年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科専門職学位課程教職開発専攻教職開発プログラム |
講義コード |
WPA22050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
学校における教育相談 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Guidance in Schools |
担当教員名 |
山崎 茜,栗原 愼二,石田 弓 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤマサキ アカネ,クリハラ シンジ,イシダ ユミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-8:教C307 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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視聴覚教材を用いた講義だけでなく、受講生による発表やディスカッション、およびカウンセリングの演習なども積極的に取り入れていきます。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
教育学研究科専門職学位課程の大学院生 |
授業のキーワード |
教育相談コーディネーター、カウンセリング |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
●到達目標 1)教育相談の基礎知識を習得すると同時に、児童・生徒の全人的な発達を支援する教育相談の在り方について,発達に関する知識を身につけ,現代社会における子どもたちが陥りがちな不適応問題に対する理解を深め、子どもの発達を適切に支援する教育相談の技法を理解すること。 2)不適応問題を抱えた子どもやその保護者の悩みを共感的に受けとめ、適応の改善を援助していくためにどのように校内・外と連携して支援を進めていくのか今後「チーム学校」中心的役割を担うことが求められる教育相談コーディネーターの役割や意義を理解すること。 ●テーマ 学校現場で教育相談をより効果的に実践するための知識と技術をしっかりと身につける。 ●授業の概要 教育相談・カウンセリングの技法と教育相談現場がかかえる今日的課題について、基礎的な知識を習得した上で、教育相談・カウンセリング体制の実践的プランニングを行うための能力を養うことを目的とする。授業では、教育相談のロールプレイを通じて教育相談・カウンセリングの技法の基礎を体得すると同時に、相談事例の具体的な検討を行うことで、教育相談コーディネーターとしての実践力を育成する。 |
授業計画 |
第1回 教育相談の理論(教育相談コーディネーターの意義と役割) 担当:山崎茜 第2回 教育相談の実践(実践における留意点・チーム学校での教育相談) 担当:山崎茜 第3回 愛着の発達の理解と支援の実際 担当:山崎茜 第4回 発達障害の理解と支援の実際 担当:山崎茜 第5回 教育相談における事例の検討1(不登校の事例) 担当:山崎茜 第6回 教育相談における事例の検討2(いじめの事例) 担当:山崎茜 第7回 教育相談における事例の検討3(非行・反社会的行動の事例) 担当:山崎茜 第8回 教育相談における事例の検討4(発達障碍の事例) 担当:山崎茜 第9回 教育相談における事例の検討5(保護者支援の事例) 担当:山崎茜 第10回 学校カウンセリング基礎トレーニング 担当:石田弓・山崎茜 第11回 ロールプレイによるカウンセリングの訓練1(基本的技法の育成) 担当:石田弓・山崎茜 第12回 ロールプレイによるカウンセリングの訓練2(問題解決的技法の育成) 担当:石田弓・山崎茜 第13回 ロールプレイによるカウンセリングの訓練3(困難事例への対応) 担当:石田弓・山崎茜 第14回 包括的生徒指導・教育相談の理論と実践事例 担当:山崎茜 第15回 総括(事例検討・まとめ) 担当:山崎茜・栗原慎二
レポート作成 |
教科書・参考書等 |
●テキスト 栗原慎二「教育相談コーディネーター」ほんの森出版 ●参考書・参考資料等 授業中に適宜紹介・配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
視聴覚教材等も使用します。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習および復習の課題については、授業中に適宜指示していきます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育学研究科専門職学位課程の大学院生が対象となります。 |
成績評価の基準等 |
授業への参加態度(積極的か否か)40%、レポート60%で、総合的に評価する。 【現職教員院生】所属校の校務分掌や児童の実態をふまえ具体的に教育相談コーディネーターについて省察し改善策を示すことができる。 【学部卒院生」実地研究校や支援員・ボランティア等の活動先の実態をもとに教育相談コーディネーターについて考察することができる。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
授業者は全員スクールカウンセラーや公立学校教諭として教育相談に長年携わってきた。 これまでに扱った事例などをもとにモデルケースを挙げるなどして授業内容に反映する。 |
メッセージ |
受講生の皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。積極的に参加してください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |