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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻国際教育開発プログラム
講義コード WNE02101 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 Local Curriculum Development
授業科目名
(フリガナ)
チイキカリキュラムカイハツロン
英文授業科目名 Local Curriculum Development
担当教員名 中矢 礼美
担当教員名
(フリガナ)
ナカヤ アヤミ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水1-4:国際204号
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、演習、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 E : 英語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 IDEC 博士課程前期学生
授業のキーワード 地域に根ざしたカリキュラム、持続可能な開発、カリキュラム開発 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 本科目は、持続可能な地域開発に必要な資質能力の育成を目指す地域カリキュラム開発についての知識とスキルを教授学習することを目的とする。具体的には、(1)国家カリキュラムや学校カリキュラムとの比較から地域カリキュラムの特徴と機能を理解し、地域カリキュラムの原理・原則、歴史、カリキュラムの開発・実施・評価の指標(教育学・社会学・開発学の視点)を理解する。(2)日本およびインドネシアを主たる対象地域として、全教育段階における地域カリキュラム(開発プロセス、構造)、カリキュラムマネジメント(運営、評価)および教授学習過程の特長と課題を理解する。(3)学生が対象とする地域に焦点を当てた地域カリキュラムを開発し、発表およびディスカッションを行う。これにより、学生が今後教育開発分野において当該地域の人々のニーズにより適した持続可能な地域社会づくりに資する教育開発に積極的に関わっていく動機付けとなり、そこで必要な知識・技能・態度を養っていくことが期待できる。 
授業計画 第1回 地域カリキュラムとは何か
第2回 地域カリキュラムの特徴と課題-日本の事例:総合的な学習の時間
第3回 地域カリキュラムの特徴と課題-インドネシアの事例1-国家カリキュラムにおける地域
第4回 地域カリキュラムの特徴と課題-インドネシアの事例2-Muatan Local Curriculum
第5回 地域カリキュラムの特徴と課題-イギリスの事例 1-
第6回 地域カリキュラムの特徴と課題-イギリスの事例 2-
第7回 地域カリキュラムの特徴と課題-アメリカの事例1-
第8回 地域カリキュラムの特徴と課題-アメリカの事例 2-
第9回 地域カリキュラムの特徴と課題
第10回 地域カリキュラムの特徴と課題
第11回 地域カリキュラムとエコサーキュラ1
第12回 地域カリキュラムとエコサーキュラ2
第13回 地域カリキュラムと環境教育
第14回 学生発表とディスカッション
第15回 学生発表とディスカッション&まとめ

発表した時に得たアドバイスをもとに修正し、最終レポートとして提出する 
教科書・参考書等 Amy B. Demarest(2015),Place-Based Curriculum Design, Routledge.
William Evabans and Jonathan Savage(2015), Developing a Local Curriculum, Routledge.
Ricarda Motschilnig(2011), Indigenous Knowledge and Localised Curriculum in Zambia, VDM.
NAKAYA, A. (1995), A Study of “Muatan Lokal” in Indonesian Education: Regulation between National Culture and Ethnic Culture (in Japanese), Japanese Comparative Education, Vol. 21, pp. 73-82. Toushindou.
NAKAYA, A. (2004), Muatan Lokal for the Local Community: A Study of Life and Environment Education Subjects in Jakarta—PLKJ, Pacific Asian Education, Vol. 16, No. 2, pp. 38-48.
KIRIN SAHASEWIYON(2004), Working locally as a true professional: case studies in the development of local curriculum through action research in the context of Thai schools, Educational Action Research, Volume 12, Number 4.
Sarah E. Wither(2001), Local Curriculum Development: A case study, paper presented at the Annual Meeting of the American Education Research Association (Seattle, WA, April 10-14,2001).
Peter F. Oliva (2005), Developing the Curriculum (sixth edition), Pearson Edication.
Kurt D. Squire (2003), DESIGNED CURRICULUM AND LOCAL CULTURE, Published online in Wiley InterScience (www.interscience.wiley.com). DOI 10.1002/sce.10084
Adelaide Dhorsan Æ Albertina Moreno Chachuaio(2008),The local curriculum in Mozambique: the Santa Rita Community School in Xinavane,Prospects 38:199–213(Published online: 20 January 2009, UNESCO IBE 2009)
*Other reading materials will be introduced by the instructor.
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 PC、配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
テキストを事前に読んできてください。
テキスト要約と分析の担当の際は、レジュメを用意してください。
第13回は、6月19(金)に学外での学校訪問か施設訪問になります。参加できない場合には、他の課題を出します。
最後にカリキュラム開発をしてもらいますので、しっかり準備して発表に望んでください。
発表の際に得たアドバイスをもとに書き直し、最終レポートとして提出してください。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業でのディスカッション・発言50%
プレゼンテーションと最終レポート 50%
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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