年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻日本語教育学プログラム |
講義コード |
WND04050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
日本語教育評価法特講 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Studies in Japanese Language Testing |
担当教員名 |
渡部 倫子 |
担当教員名 (フリガナ) |
ワタナベ トモコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 水5-8:*教A311 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
日本語能力、評価法、SDGs |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 日本語教育の実践に向けて,その方法を構想・立案する実践的な力を得るための授業科目として位置づけられる。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
日本語教育における評価法に関する知識を得るとともに、評価の具体的な方法について学ぶ。 本年度は多読の実践と評価に焦点を当てる。
受講者は言語アセスメントの在り方について体験的・且つ批判的に捉えることで、今後の日本語指導での活用を考えながら取り組む。その成果は、授業内で発表し、レポートにまとめて提出する。 |
授業計画 |
第1回:講義の概要 各自の評価に関する意識共有と課題意識の明確化 第2回:評価に関する基礎知識 評価に関する基本的な用語・概念に関する講義を行う。 第3回:評価に関する基礎知識 評価法のデモンストレーションを通して、評価の概略を把握する。 第4回:評価に関する基礎知識(標準テスト) 第4回~第6回は、評価に関する基本的な用語・概念の振り返りを輪読形式で行う。 第5回:評価に関する基礎知識(多読とは) 第6回:評価に関する基礎知識(多読プログラム) 第7回:言語アセスメントに関する先行事例の把握(多読における語彙) 第8回:言語アセスメントに関する先行事例の把握(モチベーション) 第9回:言語アセスメントに関する先行事例の把握(流暢さと内容理解) 第10回:言語アセスメントに関する先行事例の把握(多読研究のデザイン) 第7回~第10回は、第2回~第6回で取り上げた評価方法から特定の言語アセスメントを取り上げ、その具体例を調査する。 第11回:言語アセスメントと学習者 第12回:言語アセスメントの開発方法 第13回:言語アセスメントの実施方法 第14回:言語アセスメントの分析方法 第11回~第14回は、学習者(児童生徒、成人)を設定し、第7回~第10回で扱った言語アセスメントの開発を行う。その際、信頼性や妥当性など言語アセスメントの分析方法について学ぶ。 第15回:まとめと振り返り 授業全体を通してのまとめと振り返りを行い期末レポートを作成する。
期末レポートを課す。 |
教科書・参考書等 |
I.S.P.Nation/RobWaring[著] MitsueTabata-Sandom[監訳] 坂野永理/坂井美恵子/渡部倫子/池田庸子/松下達彦[訳]『言語教育における多読』くろしお出版 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
修士論文研究準備のための演習相当の講義であり、英語論文・書籍の輪読発表を行う。 すでに教科書の内容を読んだことがある履修生には別の課題図書を貸与する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
ノートパソコンを必ず持参すること。積極的に質問・発言してほしい。 教科書を生協で事前に購入しておくこと。 |
成績評価の基準等 |
発表50%、期末レポート50%で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |