年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム |
講義コード |
WNB03000 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
数学教育学特別研究B |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Special Study in Mathematics Education B |
担当教員名 |
小山 正孝 |
担当教員名 (フリガナ) |
コヤマ マサタカ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 月5-6:教C825 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻学生 |
授業のキーワード |
中等教育,数学教育方法学,数学的理解,数学科授業構成,理論的・実証的研究 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
テーマ:中等教育段階における数学教育の方法に関する数学的理解,数学科授業構成,理論的・実践的研究のための資質・能力。 到達目標:中等教育段階における数学教育の方法に関する高度な理論的・実践的な知識・技能を習得し,教育・研究に必要とされる資質・能力を身に付けること。 数学教育方法学の固有性・特徴,対象と方法を知り,中等教育段階における数学教育の方法に関する日本国内外の文献を講読し,数学的理解や数学科授業構成について討議・講究する。 |
授業計画 |
第1回:数学教育方法学の固有性・特徴 数学教育学特別研究の到達目標・テーマ及び進め方を理解し,数学教育学,数学教育内容学との関連で数学教育方法学の固有性・特色を知る。 第2回:数学教育方法学の対象と方法 数学科授業を中心とする数学教育方法学の対象と方法を知る。 第3回:数学教育の方法に関する実践的課題 数学教育方法学における先行研究をレビューし,中等教育段階における数学教育の方法に関する実践的課題を把握する。 [課題レポート1]中等教育段階における数学教育の方法に関する実践的課題をまとめる。 第4回:数学教育の方法に関する国内の理論的課題 数学教育方法学における国内の先行研究をレビューし,中等教育段階における数学教育の方法に関する理論的課題を明確にする。 第5回:数学教育の方法に関する外国の理論的課題 数学教育方法学における外国の先行研究をレビューし,中等教育段階における数学教育の方法に関する理論的課題を明確にする。 [課題レポート2]中等教育段階における数学教育の方法に関する理論的課題をまとめる。 第6回:中学生の数学的理解の実態把握 全国学力・学習状況調査の結果を分析し,中学校段階における生徒の数学的理解の実態を把握し,成果と課題を明らかにする。 第7回:高校生の数学的理解の実態把握 教育課程実施状況調査の結果を分析し,高等学校段階における生徒の数学的理解の実態を把握し,成果と課題を明らかにする。 [課題レポート3]中等教育段階における生徒の数学的理解の成果と課題をまとめる。 第8回:数学的理解に関する国内文献講読 国内の文献を講読し,数学的理解に関する知識を習得する。 第9回:数学的理解に関する外国文献講読 外国の文献を講読し,数学的理解に関する知識を習得する。 第10回:数学的理解に関する理論的研究 中等教育段階における生徒の数学的理解の課題を克服するために,数学的理解に関する理論的研究を行う。 第11回:数学的理解の過程モデルの構成要素 中等教育段階における生徒の数学的理解の課題を克服するための数学的理解の過程モデルの構成要素について考える。 [課題レポート4]中等教育段階における生徒の数学的理解の課題を克服するための数学的理解の過程モデルの構成要素をまとめる。 第12回:数学的理解に関する実践的研究 中等教育段階における生徒の数学的理解の課題を克服するために,数学的理解に関する実践的研究を行う。 第13回:数学的理解の評価方法 中等教育段階における生徒の数学的理解の課題を克服するための数学的理解の評価方法を考える。 第14回:中学生の数学的理解の向上を図る方策についての討議 数学的理解に関する理論的研究と実践的研究を踏まえて,中学生の数学的理解の向上を図る方策について討議する。 第15回:高校生の数学的理解の向上を図る方策についての討議 数学的理解に関する理論的研究と実践的研究を踏まえて,高校生の数学的理解の向上を図る方策について討議する。 [課題レポート5]中等教育段階における生徒の数学的理解の向上を図る方策を提案する。
定期試験:口述試験 |
教科書・参考書等 |
適宜,文献を紹介する。 テキスト: 中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 中学校学習指導要領解説 数学編(平成29年7月 文部科学省) 高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省) 高等学校学習指導要領解説 数学編(平成30年7月 文部科学省) 高等学校学習指導要領解説 理数(平成30年7月 文部科学省) 小山正孝(2010)『算数教育における数学的理解の過程モデルの研究』,聖文新社. 小山正孝編著(2014)『教師教育講座第14巻 中等数学教育』,協同出版. 礒田正美・影山和也編著(2021)『新・教職課程演習第19巻 中等数学科教育』,協同出版. 日本数学教育学会編(2010)『数学教育学研究ハンドブック』,東洋館出版社. 考書: Kaur, B. (Ed.) (2013), Nurturing Reflective Learners in Mathematics. Singapore: World Scientific. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(DVD/PC) 必携PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回~第5回については,数学教育の方法に関する国内外の理論的・実践的な先行研究を収集し,熟読すること。 第6回と第7回については,中学生と高校生を対象にした数学調査結果を分析し,成果と課題を明確にすること。 第8回~第13回については,数学的理解とその過程モデルに関する国内外の理論的・実践的な先行研究を収集し,熟読すること。 第14回と第15回については,中学生及び高校生の数学的理解の向上を図る方策について考えること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 数学) 授業の掲示板等に注意すること。 |
成績評価の基準等 |
課題レポート(80点),定期試験(20点)の合計100点で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
講義は日本語で行い,資料のみ英語とする。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |