年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ60401 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
科学・技術・社会論 |
授業科目名 (フリガナ) |
カガクギジュツシャカイロン |
英文授業科目名 |
Science, Technology and Society |
担当教員名 |
中澤 聡,中尾 麻伊香 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカザワ サトシ,ナカオ マイカ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:総J205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
08
:
科学史・技術史 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
プロパガンダ、報道、技術、イデオロギー、核、冷戦 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 本授業の基本視角となる科学史は、文理融合、ないし文理の境界に位置する分野である。この意味で、本授業科目は、総合性・学際性を掲げる「人間総合科学プログラム」の理念を体現するものである。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
ウェブブラウザを立ち上げると、ポータル画面には通信社や新聞社、そしてその他の発信者が提供する記事が「ストーリー」として並置され、環境問題についての報道とエコにまぎれた広告はほとんど区別がつかない。近代社会のマスメディアによる情報発信とその受容という形態が多様化している昨今、あふれかえる情報と正しく付き合うため、プロパガンダの技術がどのように生まれ、用いられてきたのかをあらためて検討する。 |
授業計画 |
第1回: イントロダクション 第2回: イントロダクション 第3回: プロパガンダの技術:「宣伝」から「報道」へ 第4回: プロパガンダの技術:「宣伝」から「報道」へ 第5回: 技術のプロパガンダ:日本工人俱楽部と興亜技術 第6回: 技術のプロパガンダ:日本工人俱楽部と興亜技術 第7回: 戦後に受け継がれたもの:広告代理店、万博、クリエイティヴ・ディレクター 第8回: 戦後に受け継がれたもの:広告代理店、万博、クリエイティヴ・ディレクター 第9回: イデオロギーとしての技術:冷戦と核・原子力 第10回: イデオロギーとしての技術:冷戦と核・原子力 第11回: 文化冷戦:アトムズ・フォー・ピース 第12回: 文化冷戦:アトムズ・フォー・ピース 第13回: 技術とプロパガンダ:原発プロパガンダ 第14回: 技術とプロパガンダ:原発プロパガンダ 第15回: まとめ |
教科書・参考書等 |
教科書・参考書: 難波功士『「撃ちてし止まむ」:太平洋戦争と広告の技術者たち』講談社1998;アーロン・S.モーア『「大東亜」を建設する:帝国日本の技術とイデオロギー』人文書院2019;土屋由香『文化冷戦と科学技術―アメリカの対外情報プログラムとアジア』京都大学出版会2021ほか。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各回において指示する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
発表の頻度と内容、ディスカッションに取り組む姿勢などを総合的に勘案して評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |