年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ32001 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
英米文藝社会研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
エイベイブンゲイシャカイケンキュウ |
英文授業科目名 |
British and American Literature and Society |
担当教員名 |
城戸 光世 |
担当教員名 (フリガナ) |
キド ミツヨ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火5-8:総A407 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と演習、ディスカッション、学生の発表 基本的に対面で予定していますが、場合によってはオンラインで行います。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
文学、旅、トラヴェル・ライティング(紀行文学)、他者表象、文化批評 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
主に英語圏の旅行記にみられる時代精神の影響や社会との関係について、アジアとも比較しつつ考察します。古今東西の有名な紀行文学を取り上げ、講義とテキスト抜粋の読解やディスカッションなどを通して、古代から現代にいたる旅の諸相とその記述スタイルの変遷や、異文化を見る視線や他者表象のあり方、あるいは性差によるトラヴェル・ライティングの相違まで、様々な観点を受講者の関心に合わせて取り上げ、日本と比較しつつ同テーマの理解を深めたいと思います。 |
授業計画 |
第1回:イントロダクション 第2回:ヨーロッパ世界における旅(ギリシャ・ローマ時代と中世) 第3回:ヨーロッパにおける旅と旅行記(中世) 第4回:ヨーロッパにおける旅と旅行記(大航海時代) 第5回:日本・アジアにおける旅と紀行文学(中世・近世) 第6回:日本・アジアにおける旅と紀行文学(近現代) 第7回:18世紀英米の紀行文学(グランドツアーと博物誌) 第8回:19世紀英米の紀行文学(交通革命と観光ツアーの始まり) 第9回:19世紀英米の紀行文学(西部開拓や大西洋航海) 第10回:19世紀英米の紀行文学(アジアへの旅) 第11回:現代英米の紀行文学(イギリス) 第12回:現代英米の紀行文学(アメリカ) 第13回:現代の旅の諸相や諸問題I(欧米) 第14回:現代の旅の諸相や諸問題II(アジア) 第15回:まとめ
授業で取り上げた作品の中から一冊あるいは一つのテーマを選んでレポート提出 |
教科書・参考書等 |
プリント配布 その他参考文献 サイード『オリエンタリズム』 『世界の旅行記101』(新書館) The Cambridge Introduction to Travel Writing (2013) Mary Louise Pratt's *Imperial Eyes: Travel Writing and Transculturatio* (1992) Carl Thompson’s *Travel Writing* (The New Critical Idiom) (2011) 他 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)など |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業で配布される資料や参考文献に目を通し、授業後の復習などに役立ててください。授業では積極的に意見を述べてください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
異文化を見る眼差しのあり方、様々な他者の表象、古今東西の旅の諸相について学んでみたい方はぜひ受講してみて下さい。 |
成績評価の基準等 |
レポート(50%)、平常点(50%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |