年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻マネジメントプログラム |
講義コード |
WMF03200 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
公共経営論 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウキョウケイエイロン |
英文授業科目名 |
Public Management |
担当教員名 |
後藤 昇,秋山 高志 |
担当教員名 (フリガナ) |
ゴトウ ノボル,アキヤマ タカシ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中:東千田第4演習室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心,ディスカッション,受講生のプレゼンテーション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
04
:
経営学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
地方自治体、中央政府、官僚制、政策決定、住民サービス、民主主義、市民参加、SDGs |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
公共経営には、地方自治体や政府の活動にマネジメントの概念を導入し、効率性と成果志向を重視するという取り組みである。国家や地域社会が様々な問題に直面したとき、いかに意思決定が行われ公共政策が実施されるのか。政治や官僚機構の役割を中心に、我が国の歴史や国民性も視野に入れて公共経営を考察する。 |
授業計画 |
第1回 公共経営のガバナンス、パンデミックと公共経営、 政策と合意形成、地域のガバナンス、パンデミック、立法措置、政策 10月7日(月) 18:00~21:10 第2回 公共性とは、公共経営の意義と理念 公共性とは何か、公共経営の意義 10月21日(月) 18:00~21:10
第3回 公共における正義、国家と政治 公共における正義、公共経営論の現状、国家観について、政治と選挙 11月11日(月) 18:00~21:10
第4回 日本の統治機構と国土構造 日本の成り立ち、統治機構、国土計画、国土構造と地域格差 12月2日(月) 18:00~21:10 第5回 中央集権と地方分権、官僚制の特質 集権と分権、分権改革、合併、官僚機構の歴史、官僚制の特質 12月16日(月) 18:00~21:10
第6回 地方制度と広域行政、公共経営と意思決定 道州制の意義、広域行政の課題、公共政策の手法、意思決定プロセス 1月6日(月) 18:00~21:10
第7回 NPM、公共経営の人材、公共経営とパートナーシップ NPM、政策評価、NPO、社会的企業、主体間のパートナーシップ 1月20日(月) 18:00~21:10
第8回 グローバルな視点からの公共経営 公共経営と平和政策、安全保障と公共経営、海外人材の受入れと共生 1月27日(月) 18:00~19:30 |
教科書・参考書等 |
◆「公共経営論」(2010「木鐸社」田尾雅夫) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
◆オンライン、配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料),必携PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
◆授業で取り上げたテーマに関する課題意識に基づいて、参考文献等の調査・学習、現場でのヒアリング・地域活動等を活用し、解決策などを考察する能力の向上につなげて下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
◆ディスカッションには積極的に参画して下さい。 病気などやむを得ない事情による欠席には配慮します。 |
成績評価の基準等 |
◆受講状況、意見発表の工夫や積極性、演習等により総合的に評価します。 《配分》受講態度:意見発表:演習・レポート=40%:30%:30% |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
◆広島県庁職員 政策企画局、国際企画室、空港対策室、地域政策局、広島県自治総合研修センター などの経験を活かし、地方自治体の政策を分析し公共経営の特質を解説する。 ◆総合研究開発機構(NIRA)研究員 政府系シンクタンクで、国土政策、環境政策、政策研究などに携わった経験を活かし、 国家レベルの視点から公共経営を解説する。 ◆NPO法人NGOひろしま 理事・事務局長、港町ネットワーク瀬戸内事務局長、 尾道市民のプラットフォーム事務局長など、市民活動の経験をもとに、 行政体・NPO・NGO、企業体、大学などの協働による市民社会のガバナンスを解析する。 |
メッセージ |
◆テキストなどの準備は必要ありません。授業講義中に使用した資料は提供します。 詳しい方法や手順は、履修時にお知らせします。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |