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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻マネジメントプログラム
講義コード WMF00700 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 CSR論
授業科目名
(フリガナ)
シーエスアールロン
英文授業科目名 Corporate Social Responsibility
担当教員名 築達 延征
担当教員名
(フリガナ)
チクダテ ノブユキ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 水11-12:東千田第4演習室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面とオンラインの併用。1回目の授業にはかならず参加し、教材、授業の進め方、評価方法を理解したうえで履修登録することすること。 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 7 : 大学院発展的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 04 : 経営学
対象学生
授業のキーワード 企業 社会的責任 不祥事 企業倫理 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 CSR(corporate social responsibility)は、通常、「企業の社会的責任」と訳され、日本では約20年前に民主主義に根差した欧米から取り入れられた概念である。各企業、経済団体、メディア、研究者が独自の解釈を行い、経営方針・戦略・広報手段に用いてきたのも事実である。この講義ではCSRのルーツとなる西洋の民主主義・派生的概念・用語の理解と実践を促すともに、グローバル・スタンダードで最新な話題まで網羅する。なお、この講義では、企業不祥事・企業倫理・謝罪・信用回復という実践的トピックも含む。 
授業計画 第1回 授業の概要
第2回 社会的責任を果たせない企業とは1
第3回 社会的責任を果たせない企業とは2
第4回 SONYの創業者、盛田昭夫氏による日本的CSRへの警鐘
第5回 corporate citizen (企業市民)とガバナンス、文明と文化の影響
第6回 CSRの相関図と鳥瞰図
第7回 経済学からの発想(Adam Smith, Milton Friedman, Michael Porter等)
第8回 経営戦略からの発想、ステイクホルダー論の原型
第9回 経営戦略からの発想、ステイクホルダー論の発展と限界
第10回 前半の総括ならびにクイズ
第11回 哲学・倫理学からの発想
第12回 CSRの測定化
第13回 企業文化(体質)との関連
第14回 不祥事企業の謝罪・信用回復 
第15回 後期の総括ならびにクイズ 
教科書・参考書等 教員作成のプリント、PDF 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,映像 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
毎回、授業に出席すること。毎回、英語の学術論文のリーディングが必要。 
履修上の注意
受講条件等
前期の経営組織論の履修が望ましい。この科目は、広島大学の全学横断的な文部科学省博士課程教育リーディング・プログラム(放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム)の履修科目である。つまり、リーディングプログラム(医歯薬理工系中心)の学生もしくは日本語が堪能でない本学の交換留学生が履修した場合、すべて英語で授業を行うことになる。また、プレゼンテーション、ハンドアウト、クイズも英語で実施するため、IELTS6、TOEFLiBT80、TOEIC740、英検準1級以上で、「読み」・「聞く」はもちろんのこと、アカデミックに「書く」・「話す」ための高度な英語力をすでに備えた学生の履修が望ましい。 
成績評価の基準等 クイズ(60%)、ディスカッションリーダー・ハンドアウト(40%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ この科目は、本学が掲げるスーパーグローバル大学化(SGU)の方針に従い、和訳・拡大解釈を回避し、原語による理解を促す授業を目指す。全学横断的な「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」に所属する学生ならびに英語圏・ヨーロッパからの交換留学生が履修する場合、すべて英語で授業・ディスカッション・クイズを行う。Timeが読め、学術的なレポートが書け、BBC・PBS等の英語圏のニュースを理解でき、ディスカッションに困らないレベルの英語力を備えた学生の履修が望ましい。 
その他 この授業には著作権法が適用される。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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