年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻心理学プログラム |
講義コード |
WMC26050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
臨床心理面接特講 I (心理支援に関する理論と実践) |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Special Lecture on Psychological Interview I (Theory and Practice of Psychological Support) |
担当教員名 |
石田 弓,田村 典久,上手 由香,安部 主晃,尾形 明子 |
担当教員名 (フリガナ) |
イシダ ユミ,タムラ ノリヒサ,カミテ ユカ,アベ カズアキ,オガタ アキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中:講義室未定 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義、演習,ディスカッション,学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
臨床心理学実践・研究コースの大学院生 |
授業のキーワード |
公認心理師,力動論,行動論・認知論,心理療法,グループスーパービジョン |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
●本授業の目標は,心理学分野における研究の遂行に必要な専門知識や研究方法等を習得することである。それにより,修士論文作成のための研究を進める。具体的には,受講生各自の発表や進捗報告にともなう討議,および個別的な指導を通し,研究動向の把握,リサーチクエスチョンの設定,関連論文の読解,研究計画の立案,研究方法の設定,データの収集,データの分析,結果の解釈,発表方法の習得等,専門領域研究の遂行に必要な知識及び技能を順次習得する。 ●授業の到達目標 1. 力動論に基づく心理療法の理論と方法について理解する 2. 行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法について理解する 3. その他の心理療法の理論と方法について理解する 4. 心理に関する相談、助言、指導等において、力動論や行動論・認知論に基づく心理療法およびその他の心理療法を応用することができる 5. 心理に関する支援を要する者の特性や状況に応じた適切な支援方法を選択し調整することができる ●授業の概要 代表的な心理療法の理論と技法について理解し実践できるようになるとともに,事例検討およびグループスーパービジョンを通して,心理面接の始まりから終結までの展開と経過の理解の仕方,また,事例の特性やニーズに応じた適切な支援方法や心理療法の技法の選択や工夫について学習する。 *公認心理師国家試験および臨床心理士試験の受験資格取得においての必修科目である。 |
授業計画 |
第1回 心理療法の基本 第2回 力動論に基づく心理療法の理論と技法 第3回 行動論・認知論に基づく心理療法の理論と技法 第4回 その他の心理療法の理論と技法 第5回 心理面接の展開(初回面接,インテーク面接,終結・中断) 第6回 心理面接の経過の理解 第7回 適切な支援のための心理療法の適用や選択 第8回 グループスーパービジョン(事例1) 第9回 グループスーパービジョン(事例2) 第10回 グループスーパービジョン(事例3) 第11回 グループスーパービジョン(事例4) 第12回 グループスーパービジョン(事例5) 第13回 グループスーパービジョン(事例6) 第14回 グループスーパービジョン(事例7) 第15回 グループスーパービジョン(事例8) |
教科書・参考書等 |
適宜紹介する |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業では実践的な内容を中心に扱うため,代表的な心理療法の理論と技法については事前に学習をしておいてください。また,グループスーパービジョンにおいては,事例発表者は事例の発表準備をしてください。授業後は,学習したことを整理することはもちろん,心理療法の技術向上のための研鑽を積むとともに,事例の特性やニーズに応じた支援を行えるよう事例論文を調べたり,事例検討へ積極的に参加したりすることで,学習をさらに深化させていきましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・公認心理師必須科目 ・公認心理師国家試験および臨床心理士試験の受験資格の取得を希望する学生は,必ず履修する こと |
成績評価の基準等 |
評価の観点 1. 力動論に基づく心理療法の理論と方法について理解する 2. 行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法について理解する 3. その他の心理療法の理論と方法について理解する 4. 心理に関する相談、助言、指導等において、力動論や行動論・認知論に基づく心理療法およびその他の心理療法を応用することができる 5. 心理に関する支援を要する者の特性や状況に応じた適切な支援方法を選択し調整することができる 上記の観点について,授業および討議への参加(70%)とレポート(30%)で評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
臨床心理士・公認心理師の資格をもつ教員が講義や個別の指導を行う。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |