広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム
講義コード WMBD2102 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 西洋哲学特別演習B
授業科目名
(フリガナ)
セイヨウテツガクトクベツエンシュウB
英文授業科目名 Special Seminar on Western Philosophy B
担当教員名 後藤 弘志
担当教員名
(フリガナ)
ゴトウ ヒロシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金1-2,金5-6:教員研究室
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 01 : 哲学
対象学生 M1・2
授業のキーワード 現象学・価値論 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 現代ドイツ哲学における主要文献を読み進めつつ,関連資料を探索し,その活用を通じて西洋哲学の研究方法を習得する。
現象学的価値論および徳論についてのガイダンスに始まり,講読するテキストの背景説明の後に,一次文献を丹念に読み進めつつ,そのテキストにまつわる概念史・問題史的知識を獲得するとともに,関連一次資料および二次資料の活用を通じて,主として認識論・科学論的観点から西洋哲学の研究方法を実践的かつ有機的に学ぶ。 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 講読テキストの背景説明
第3回 N. Hartmann, Ethik.
第4回 N. Hartmann, Das Problem des geistigen Seins.
第5回 O. F. Bollnow. Wesen und Wandel der Tugenden.
第6回 E. Husserl, Vorlesungen über Ethik und Wertlehre (1908–1914).
第7回 E. Husserl, Einleitung in die Ethik. Vorlesungen Sommersemester (1920-1924).
第8回 E. Husserl, Natur und Geist. Vorlesungen Sommersemester 1927.
第9回 A. W. Müller, Ende der Moral?
第10回 A. W. Müller, Was taugt die Tugend? Elemente einer Ethik des guten Lebens.
第11回 D. Borchers, Die neue Tugendethik – Schritt zurück im Zorn?
第12回 発表と討議①
第13回 発表と討議②
第14回 発表と討議③
第15回 まとめ 
教科書・参考書等 講読文献及び説明用資料(配布)
後藤弘志著『フッサール現象学の倫理学的解釈:習性概念を中心に』(ナカニシヤ出版)
A.W.ミュラー著/越智貢監修/後藤弘志編訳『徳は何の役に立つのか?』(晃洋書房) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 PC, Powerpoint 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 授業の進め方について理解し、授業で学んだ資料の使い方を訓練すること。
第2-14回 一次文献と二次文献との双方向的活用を通じて、各自の解釈を見出し、毎回の議論に備えておくこと。
第15回 資料調査・読解法について学んだことを活用できるよう復習すること。 
履修上の注意
受講条件等
ドイツ語の基本的文法知識を有していること 
成績評価の基準等 発表(50%)とレポート(50%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ