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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム
講義コード WMBB4602 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 言語文化論演習B
授業科目名
(フリガナ)
ゲンゴブンカロンエンシュウB
英文授業科目名 Seminar on Language and Culture B
担当教員名 高永 茂
担当教員名
(フリガナ)
タカナガ シゲル
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 火1-2:文B253
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心、ディスカッション、受講生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 06 : 言語学
対象学生 大学院生
授業のキーワード 現代日本語、研究発表、討論 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 学術的な論文を批判的に読解しながら、日本語の諸特徴をより深く理解する。談話分析やポライトスネに関連する知識を身に付ける。 
授業計画 第1回 イントロダクション、テキストの説明
第2回 語用論的分析に適した『BTSJ日本語自然会話コーパス』構築の趣旨と特徴
第3回 日本語自然会話におけるポライトネスと配慮―受諾と断りを伴う依頼の場合―
第4回 依頼表現の諸相―依頼の明示性の観点から―
第5回 雑談に表出する依頼と受諾―「です・ます」体の使い分けと、自然会話を素材とする教材への応用の観点から―
第6回 質問行為に伴う配慮―初対面会話と親しい者同士の男性の雑談より―
第7回 日本語自然会話における会話のストラテジー(談話における終助詞「よね」―引き込みという観点から―
第8回 自然会話における感動詞「あっ」の機能―日本語教育の観点から―
第9回 友人同士の会話におけるディスコース・マーカー―性差の観点から―
第10回 日本語自然会話におけるスタイルとその発達―大学生の会話と性差―ジェンダー構築の観点から―
第11回 会話の非流暢性(disfluency)―会話スタイルの観点から―
第12回 談話のインタラクションと言語発達―比較文化心理学の視点から―
第13回 『BTSJ日本語自然会話コーパス』を用いた分析の準備
第14回 『BTSJ日本語自然会話コーパス』を用いた分析の実際
第15回 『BTSJ日本語自然会話コーパス』を用いた分析に関する総合討論

最終試験あるいはレポート 
教科書・参考書等 【教科書】
編著者:宇佐美 まゆみ (編集)
書名:『日本語の自然会話分析』
出版社 : くろしお出版
ISBN-10 : 4874248357
ISBN-13 : 978-4874248355 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
担当した章について責任を持って説明すること。テキストを熟読して各自の考えを整理しておくこと。授業で学んだことを実際の言語生活の中で確認すること。 
履修上の注意
受講条件等
特になし 
成績評価の基準等 授業への参加態度(30%)、研究発表(70%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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