年度 |
2024年度 |
開講部局 |
統合生命科学研究科博士課程前期統合生命科学専攻数理生命科学プログラム |
講義コード |
WG124002 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
プロテオミクス |
授業科目名 (フリガナ) |
プロテオミクス |
英文授業科目名 |
Proteomics |
担当教員名 |
片柳 克夫,大前 英司 |
担当教員名 (フリガナ) |
カタヤナギ カツオ,オオマエ エイジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-6,水3-4:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、パワーポイント使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
博士課程前期1年次・2年次 |
授業のキーワード |
構造プロテオミクス,蛋白質X線結晶学,回折法,分光法 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
蛋白質の立体構造はその機能を理解する上で普遍的な要素である。本講義では原子レベルでの立体構造研究を行うための方法について理解する。とくに、構造プロテオミクスの中核をなすX線構造解析についてX線回折の原理から理解して蛋白質X線解析の論文にあげられているデータを正しく評価できるようにする。また溶液状態での蛋白質構造の測定法もあわせて理解する。 |
授業計画 |
第1回:プロテオミクスにおける蛋白質X線結晶学の役割 第2回:各種分光法による蛋白質構造研究1 吸光と蛍光 第3回:各種分光法による蛋白質構造研究2 円偏光二色性とNMR 第4回:蛋白質X線結晶解析による生体高分子の機能解明 第5回:電子線および中性子線回折による結晶構造解析 第6回:X線小角散乱による溶液構造 第7回:X線解析論文のデータの評価について 第8回:回折理論の基礎1 X線解析における位相について 第9回:回折理論の基礎2 原子散乱因子と結晶構造因子 第10回:回折理論の基礎3 逆格子 第11回:回折理論の基礎4 エワルド球 第12回:結晶の対称性 第13回:回折像の対称性と消滅則 第14回:放射光X線による蛋白質結晶学と時分割X線解析 第15回:授業のまとめ
夏季集中講義「プロテオミクス実験法・同実習」も合わせて受講すると理解がより深まる。 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心;板書多用) 参考書として Blundell & Johnson "Protein Crystallography" Academic Press Max Perutz "Protein Structure" W.H.Freeman and Company John R.Helliwell "Macromolecular Crystallography with Synchrotron Radiation" Cambridge University Press |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習のために必要に応じて配布資料を配る。各回で扱った内容をきちんと復習すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
出席回数が少ない場合は評価の対象になりません。 |
成績評価の基準等 |
レポート |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
物理・化学・生物の境界分野です。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |