年度 |
2024年度 |
開講部局 |
医系科学研究科博士課程後期 |
講義コード |
TB200056 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
看護開発科学特別研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
カンゴカイハツカガクトクベツケンキュウ |
英文授業科目名 |
Advanced Research on Development of Nursing Science |
担当教員名 |
森山 美知子 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリヤマ ミチコ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中 |
授業の方法 |
実験 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
04
:
保健学 |
対象学生 |
博士課程前期1,2年次生 |
授業のキーワード |
調査研究、介入研究、研究デザイン、臨床研究、家族看護学研究、プライマリケア、質的研究, SDGS_03 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
各自の研究課題について、そのresearch questionの解決に向けた研究計画の立案、研究方法及び論文作成、文献のクリティカルレビュー等について指導する。特に、成人老年期の人々の健康問題の解決やニーズ調査、患者や家族の行動変容を促し、QOLを高める援助方法の調査・開発、緩和ケアにおけるQOLを高める援助方法の検証や開発、費用対効果の高い医療提供体制の構築と改善など、国際的視野に立って検討できる能力を養う。 |
授業計画 |
1.研究テーマの探索 ○新しい/より改良された慢性疾患ケア・看護ケア・医療提供システム・患者ケアディバイスなどの開発に向けての斬新なアイデアをディスカッションする。 ○現在の保健・医療・看護ケア・システムの問題点を検討する。 ○新しい保健・医療・看護の概念/理論やその測定尺度に関するアイデアを検討する。 ○住民や患者のQOLの向上に関する検討を行う。 2.研究デザインの検討 選択したテーマ/問題点を明らかにし、解決するために最も適した方法論を選択する。 さまざまな方法論について、理解を深める。 3.研究の実現性の検討・フィールドの開拓 フィールドの開拓の仕方、留意点等を話し合う。 選択したテーマ、選択した方法論の実現可能性、障害となるもの等を話し合う。 4.研究計画書の作成 5.倫理申請書の作成 6.フィールドの開拓 7.データの収集における発見 データ収集における発見等、改善点等を話し合う。 8.データ分析 それぞれの研究方法に基づいた結果の分析について、検討する。 質的データの分析法、量的データの分析法/統計について学ぶ。 9.結果の解釈 結果の読み取り方・解釈について学び、討議する。 10.看護への貢献 生産物をどのように保健・医療・看護の現場に活用していくのかを討議する。
保健・医療・看護界に貢献できる研究のテーマの選択、研究の展開方法について、段階的に指導する。 |
教科書・参考書等 |
<テキスト> ・木原雅子、木原正博:医学的研究のデザイン -研究の質を高める疫学的アプローチ- 第3版. メディカルサイエンスインターナショナル ・木原雅子、木原正博:現代の医学的研究方法:質的・量的方法、ミクストメソッド、EBP . メディカルサイエンスインターナショナル ・D.F.ポーリット, B.P.ハングラー著:看護研究―原理と方法. 医学書院 ホロウェイ, ウィーラー著. 野口美和子監訳:ナースのための質的研究入門―研究方法から論文作成まで(第2版). 医学書院 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1回~8回 博士論文のテーマに関する論文を読み、発表の準備を行う。 9回~13回 書き進めている論文についてディスカッションの準備を行う。 14回~15回 発表の準備を行う。 |
履修上の注意 受講条件等 |
週1回のペースで論文指導を行う。(メールやSkypeでの指導も行う。) 加えて毎週1回、博士課程後期と博士課程前期と合同で、新奇性のある/より改善された医療・看護ケアが提供できるよう、討議を行う。 英語で履修する学生には英語で指導を行う。日本語で履修する学生には日本語で指導を行う。 遠隔の学生はオンライン(teams)で参加する。 |
成績評価の基準等 |
授業への参加態度と討議 60%、課題の達成度 40% |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
臨床経験、厚生労働省での看護系技官の経験、大学発ベンチャー企業での実践等の多くの実践を有し、研究実績も豊富である。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |