年度 |
2024年度 |
開講部局 |
医系科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
TB056103 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
医学統計パッケージ演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
イガクトウケイパッケージエンシュウ |
英文授業科目名 |
Exercises and Seminar on Medical Statistics Using Statistical Software |
担当教員名 |
秋田 智之,福間 真悟,今田 寛人 |
担当教員名 (フリガナ) |
アキタ トモユキ,フクマ シンゴ,イマダ ヒロヒト |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 集中:*共同セミナー室2 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習、統計ソフトJMPの実習 全て対面で行います。初回の講義は、10月5日(土)10:30までに基礎・社会医学研究棟2階セミナー室2に集合してください。(本講義の履修が必修となっているが、やむを得ない理由で対面講義に参加できない受講生は下記の「その他」を参照してください) |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
01
:
医学 |
対象学生 |
修士課程 |
授業のキーワード |
JMP、記述統計、有意差検定、多変量解析、生存時間解析 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 医系科学研究科博士課程前期の共通科目(選択必修) 公衆衛生学プログラム(必修):公衆衛生大学院の唯一の認可組織 Council on Education for Public Health (CEPH) USA の認可基準である5分野のうち【2.生物統計学】に該当する科目 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
臨床研究・疫学研究で頻用されている統計解析手法について講義および統計解析ソフトによる実習を行い、医学データ解析の基礎力・実践力を身につけることを目的とする。統計ソフトはJMPを予定している。 |
授業計画 |
第1回 10月5日(土) 1030-1200 医学統計の基礎 秋田智之 1250-1420 JMPによる記述統計 秋田智之
第2回 10月12日(土) 1030-1200 JMPによる必要症例数設計 今田寛人、秋田智之 1250-1420 JMPによる単変量解析Ⅰ 秋田智之 第3回 10月19日(土) 1030-1200 JMPによる単変量解析Ⅱ 秋田智之 1250-1420 JMPによる多変量解析Ⅰ 秋田智之 第4回 11月2日(土) 1030-1200 JMPによる生存時間解析 秋田智之 1250-1420 JMPによる多変量解析Ⅱ 秋田智之
予備日:11月2日(土)※ 予備日に授業を実施する場合はセミナー室2を使用できないため、医学部第2講義室で行います
毎回統計解析の小レポートを提出してもらいます。
休講が入った場合は、予備日に授業を実施します。 |
教科書・参考書等 |
スライドのハンドアウトとJMP手順書を配布する M Harris・G Taylor(奥田千恵子訳)たったこれだけ!医療統計学、金芳堂 Aviva Petrie・Caroline Sabin(杉森裕樹訳).医科統計学が身につくテキスト.メディカル・サイエンス・インターナショナル Aviva Petrie・Caroline Sabin(津崎晃一訳).医科統計学が身につくドリル.メディカル・サイエンス・インターナショナル |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
スライドのハンドアウト、JMP手順書、演習問題 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
統計ソフトは学内ライセンス版JMPを使用します。 講義とJMP実習で以下の項目を取り上げます。実際に手を動かして、サンプルデータを用いた解析を行い、解析結果を論文用にまとめる練習をします。 第1回:医学研究、JMPの基本的な操作、データのインポート、平均値、中央値、SD、四分位範囲、クロス集計、P値、有意差検定の考え方 第2回:対応の有無、t検定、Wilcoxonの順位和検定(Mann-WhitenyのU検定)、対応のあるt検定、カイ2乗検定、Fisher正確検定、第1種の過誤、第2種の過誤、検定の多重性、分散分析、多重比較法 第3回:散布図、相関と関連性、相関係数、単回帰分析、絶対精度、推定の為のサンプルサイズ設計、検出力、群間比較(有意差検定)のためのサンプルサイズ設計 第4回:Time-to-eventデータ、センサー、カプランマイヤー曲線、ログランク検定、アンケートの作成、交絡、調整オッズ比、ロジスティック回帰分析 |
履修上の注意 受講条件等 |
毎回ノートPCを持参してください。 第1回目の授業でJMPのインストールを行うが、できれば授業開始までに下記かからキャンパスライセンスのJMPを申請・ダウンロードしておいてください。 https://cimr.hiroshima-u.ac.jp/rinsho/jmp |
成績評価の基準等 |
解析実習の取り組み状況と毎回、授業時間中にJMPによる統計解析の小レポートを作成し提出 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
臨床研究に生物統計担当者として参画し、医療機関で統計相談を受ける教員による統計ソフト実践演習 |
メッセージ |
日程は変更される場合があります。 |
その他 |
やむを得ない理由で対面講義に参加できない場合は、秋田智之講師(tomo-akita@広大)まで連絡してください。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |