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年度 2024年度 開講部局 医系科学研究科博士課程
講義コード TB990203 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 ヒロシマ復興史
授業科目名
(フリガナ)
ヒロシマフッコウシ
英文授業科目名 History of Hiroshima Restoration
担当教員名 松浦 伸也,吉永 信治,山内 雅弥,神谷 研二,廣橋 伸之,久保田 明子,遠藤 暁,戸田 常一,笹谷 めぐみ,川野 徳幸,LOCHARD JACQUES JEAN LOUIS,浦邉 幸夫
担当教員名
(フリガナ)
マツウラ シンヤ,ヨシナガ シンジ,ヤマウチ マサヤ,カミヤ ケンジ,ヒロハシ ノブユキ,クボタ アキコ,エンドウ サトル,トダ ツネカズ,ササタニ メグミ,カワノ ノリユキ,ロシャール ジャック ジン ルイ,ウラベ ユキオ
開講キャンパス 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、フィールドワーク、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 01 : 医学
対象学生 フェニックスリーダー育成プログラム履修生
授業のキーワード 平和、戦争、原爆、福島原発事故、被ばく者、災害復興、ヒロシマ、フクシマ 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 本講義では、被爆地ヒロシマでフェニックスリーダーを目指す学生に、広島原子爆弾による人的被害や環境への影響、復興への道のりを中心に被害の全体像を最先端の科学的根拠に基づいて概説する。その上で、福島原発事故による被害の概要や復興に関わる問題点などを考察する。本授業での知見を通じて、福島原発事故の復興の意義について考察を深める。 
授業計画 第1回 10/21 (月) 10:30-12:00
    授業概要と「生死の火 第Ⅱ章」発がん  神谷 研二
    Class outline and "The fire of Life and Death, Chapter II", Carcinogenesis
第2回 10/29 (火) 10:30-12:00
         広島の原爆災害に医師たちはどう立ち向かったのか  山内 雅弥
    How did Medical Doctors face the Hiroshima Atomic Bomb
第3回 11/6 (水) 14:35-16:05
    広島原爆と線量評価  遠藤 暁
    Hiroshima Atomic Bomb and Dose Assessment
第4回 11/15 (金) 10:00-11:30
    Risk communication in the recovery phase after a nuclear accident the contribution of the co-expertise process   Jacques LOCHARD(長崎大学客員教授)
第5回 11/15 (金) 13:00-14:30
    The Identification, Diagnosis, Prospective, and Action (IDPA) method for facilitating dialogue between stakeholders   Jacques LOCHARD(長崎大学客員教授)
第6回 11/15 (金) 14:45-16:15
    The Fukushima Dialogue: overview and main lessons   Jacques LOCHARD(長崎大学客員教授)
第7回 11/19 (火) 10:30-12:00
    戦後広島市の社会基盤復興と都市発展  戸田 常一
    Infrastructure Reconstruction and Urban Development of Post-War Hiroshima City    
第8回 11/25 (月) 10:30-12:00
    原爆放射線の人体影響を理解する科学的基盤  笹谷 めぐみ
    Scientific basis for understanding effects of A-bomb radiation on human body
第9回 12/6 (金) 12:50-14:20
    What is "Atomic Bomb Disasters?"  川野 徳幸
第10回 12/9 (月) 14:35-16:05
    生死の火 第Ⅱ章 胎内被ばく  松浦 伸也
    Radiation exposure in womb "An introduction to radiation biology"
第11回 12/20 (金) 14:35-16:05
    ヒロシマ医学史  久保田 明子
    Medical history of atomic bombing in Hiroshima
第12回 1/8 (水) 14:35-16:05
    広島・福島から学ぶ放射線災害医療 廣橋 伸之
    Radiation Disaster Medicine Learning from Hiroshima・Fukushima
第13回 1/20 (月) 10:30-12:00
    原爆被爆者をはじめとした人々における放射線の健康影響に関する調査研究の歩み  吉永 信治
    History of research on radiation health effects among atomic bomb survivors and other exposed populations
第14回 10/24 (木)~
     ショートフィールドビジット  浦邉 幸夫
     Short Field Visit
第15回 ~10/26 (土)
     ショートフィールドビジット  浦邉 幸夫
     Short Field Visit 
教科書・参考書等 「生死の火」
原爆放射線の人体影響1992、放射線被曝者医療国際協力推進協議会編、文光堂 
広島のおばあちゃん、鎌田七男 著 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 パソコン・パワーポイント等による画像資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
本講義では、原爆被ばくによる影響と復興の過程を多方面から科学的根拠に基づいて明らかにするので、先ずは講義に出席することで理解を深めて下さい。その上で、「生死の火」を始めとする関係する文献を読んで知識の深化を図って下さい。 
履修上の注意
受講条件等
なし 
成績評価の基準等 レポートの評価と授業への参加度を総合的に評価する。成績評価の基準は、講義レポート40%、ショートフィールドビジットのレポート30%、最終課題30%とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 原爆がもたらす被害の全体像と復興過程について科学的根拠に基づいて把握して下さい。その上で、被爆地ヒロシマでフェニックスリーダーを目指して学ぶ広島大学生として、これらの兵器使用の非人道性を理解し、原爆被爆者が求める平和の意義や復興について考察を深めて下さい。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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