年度 |
2024年度 |
開講部局 |
ライティングセンター(大学院) |
講義コード |
8A001201 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
学術文章の書き方とその指導法 -大学教員を目指して- |
授業科目名 (フリガナ) |
ガクジュツブンショウノカキカタトソノシドウホウ -ダイガクキョウインヲメザシテ- |
英文授業科目名 |
Principles and Methods of Academic Writing for Prospective College Teachers |
担当教員名 |
柳澤 浩哉,河本 健,丸山 恭司 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤナギサワ ヒロヤ,カワモト タケシ,マルヤマ ヤスシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 水5-6:中央図書館ライブラリーホール |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義と演習を併用する |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
|
学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
01
:
初年次教育 |
対象学生 |
全学の大学院生(専攻・博士課程前期か後期は問わない) |
授業のキーワード |
学術論文、アカデミックライティング、研究方法 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | ライティングセンターのチューターになるためには、本授業の受講が必要です。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本授業では、学術文章を書くために必要な技能と、その指導法を身につけることを目的とします。学術文章に第一に求められる条件は、明晰さと論理的一貫性であり、これはあらゆる学問分野に共通です。本授業では次の二点を学びます。(1)明晰さと論理的一貫性のある文章を作るための技能。(2)学術文章作成を指導できる能力。ただし、(2)の能力は文章を添削する能力ではありません。書き手自身に問題点を発見させ、それを修正させる能力のことであり、カウンセリングに近いものです。また、学術文章に求められる条件では英語論文との比較も交えて考察します。 |
授業計画 |
1 授業概要説明 + 言葉の意味に注意する(1) 2 言葉の意味に注意する(2) 3 論文を批判的に読む 4 専門領域以外の論文をどう指導するか 5 留学生のレポートを添削する 6 論理的ストーリー展開のための技術(1):文と文のつながりを作る旧情報 7 論理的ストーリー展開のための技術(2):論理展開のためのABT構造とSignpost 8 論理的ストーリー展開のための技術(3):パラグラフの構成要素 9 論理的ストーリー展開のための技術(4):サイクル構造による論理展開 10 論理的ストーリー展開のための技術(5):論文の基本構造IMRaD 11 実践課題(1):書き方を指導するとは 12 実践課題(2):チュータリング観察 13 実践課題(3):チュータリング実践(コメントする・される) 14 実践課題(4):チュータリング実践(他者の成長を支える)
15 総括と展望
試験は行わず、最終課題、授業中の発言、ぴあ評価などを総合して行います。 |
教科書・参考書等 |
教科書は使用しません。また、原則、紙媒体も使いません。資料の配付はmoodleを通して行います。必ずパソコン、タブレット等の端末を持参してください。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
授業を対面で行うか、オンラインで行うかについては、大学の方針に従います。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
毎時間、授業内容についてのコメントを課します。 |
履修上の注意 受講条件等 |
受講希望者は必ず初回の授業に出席してください。 |
成績評価の基準等 |
最終課題、受講態度、授業の発言に対するピア評価(学生の相互評価)などを総合して評価します。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
本授業の受講生で成績優秀だった者から、希望者をライティングセンターのチューターとして採用します。ライティングセンターのチューターはQTAなどより好待遇です。 |
その他 |
授業の特に後半は、ディスカッションとペアリングを多く取り入れます。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |