年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
66031001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
行動の科学 |
授業科目名 (フリガナ) |
コウドウノカガク |
英文授業科目名 |
Theories of Behavioral Sciences |
担当教員名 |
林 光緒,田村 典久,進矢 正宏,杉浦 義典,長坂 格,田原 優,吉本 早苗,北梶 陽子,坂田 桐子,岩永 誠,小川 景子 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハヤシ ミツオ,タムラ ノリヒサ,シンヤ マサヒロ,スギウラ ヨシノリ,ナガサカ イタル,タハラ ユウ,ヨシモト サナエ,キタカジ ヨウコ,サカタ キリコ,イワナガ マコト,オガワ ケイコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 金5-8:総L102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
moodleを活用して、対面で実施する日と、オンライン(同時双方向:teams/オンデマンド: Microsoft-streem)で実施する日に分けて授業を行う。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
行動科学,心理学,基礎,応用,人間行動,実務経験 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:心理学 |
---|
学習の成果 | 1.人間行動における現代的な課題について説明できる。 2.人間行動の背景にある潜在的要因について説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
行動科学とは,心理学をベースに自然科学から社会科学に及ぶ広範な領域から「人間理解」を図ろうとする学際的研究領域である。本授業では,人間行動に関するトピックスを取り上げ,人間の示す行動の多様性と複雑性,多義性について考えるとともに,それらの行動の背景にある潜在的な要因について考察する。 |
授業計画 |
1.行動科学とは何か (林 光緒) 2.日中の眠気と居眠り (林 光緒) 3.眠りのメカニズム (小川景子) 4.体内時計と健康 (田原 優) 5.思春期の眠りと心の健康 (田村典久) 6.集団行動 (坂田桐子) 7.社会的ジレンマ (北梶陽子) 8.社会と行動 (長坂 格) 9.犯罪の病理(Ⅰ) (杉浦義典) 10.犯罪の病理(Ⅱ) (杉浦義典) 11.「やさしさ」という名の病理(岩永 誠) 12.感情と行動 (小川景子) 13.幼児期の歩行運動の発達 (進矢正宏) 14.視覚の心理学 (吉本早苗) 15.行動科学とその展開 (林 光緒)
期末試験を実施する。 |
教科書・参考書等 |
複数の教員によるオムニバス形式であり,毎回の講義で配布する資料に基づいて授業を行う。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
1. 自分の周りにいる人たちの示す「行動」をよく観察してみよう。そして,その人がなぜそういう行動をとったかを「原 因-結果」の枠組みから考えてみよう。 2. 授業中はなぜ眠くなるのだろうか。前夜の睡眠時間との関係や、眠くなる状況、眠くなる時間帯など、眠気に関わる問 題について考えてみよう。 3. なぜ眠りが必要なのか、考えてみよう。 4. 体内時計の仕組みを理解して、普段の生活習慣を見直してみよう。 5. 思春期の眠りにくさ・睡眠トラブルから起きる心の健康問題を考えてみよう。 6. 集団間の対立や葛藤,及びその解消の方法について考えてみよう。 7. 私たちの行動が社会を作り出し、社会から影響を受けて私たちの行動が変わるというプロセスについて考えてみよう。 8. moodleに掲載された資料を用いて,各自予習復習しよう。 9-10. 「他人を傷つけても平気な人たち(河出書房新社)」をよみ,サイコパシーにかんする理解をふかめよう。 11. 日本社会に蔓延している「自己愛性」の具体例を挙げ,どのような問題が生じてきているかを考えよう。 12. 認知から行動が生じる仕組みを考えてみよう。 13. 授業中紹介する文献やビデオを確認しよう。 14. 私達が見ている視覚世界はどのように形成されるのか考えてみよう。 15. 授業で学んだことを振り返り、人間の行動とその背景にある潜在的要因についてまとめてまとめよう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
この授業は、対面で実施する日と、オンライン(同時双方向型/オンデマンド型)で実施する日を分けて、それぞれ授業を行います。毎回の授業形式については、moodleと第1回目の授業でお知らせします。配布資料は授業前日までにmoodleにアップしますので、授業開始までにPCにダウンロードしておいてください。 |
成績評価の基準等 |
毎回、回答してもらうコメントシートの内容(20%)と期末試験(80%)により評価します。期末試験では、複数出題された問題から4問選択して回答するという形式をとります(20%×4問)。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
1・2・15回目の林教員が心理カウンセラーとして高校の心理相談業務に携わった経験を活かして睡眠習慣に関する講義を行うとともに、第4回目の田村教員および9・10回目の杉浦教員が臨床心理士として心理相談業務に携わった経験を活かして臨床心理に関する講義を行う。 |
メッセージ |
|
その他 |
【受講希望者が250人を超えたときは受講者抽選を行う可能性があります。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |