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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 65294001 科目区分 社会連携科目
授業科目名 広島と世界を結ぶ半導体
授業科目名
(フリガナ)
ヒロシマトセカイヲムスブハンドウタイ
英文授業科目名 Semiconductors connecting Hiroshima and the world
担当教員名 後藤 秀樹
担当教員名
(フリガナ)
ゴトウ ヒデキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金1-4:総K209
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 03 : キャリア教育
対象学生 学部、年次に制限なし。半導体産業、技術および関連するグローバルキャリアに興味がある学生。
授業のキーワード 半導体産業、最先端テクノロジービジネス、グローバルキャリア 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
・半導体産業の歴史を通して、世界のビジネスの潮流と展望を学び、自身のキャリアを考える
・東広島に拠点を置くマイクロンのダイバーシティへの取り組みや国際的に活躍できる自律した人材育成の現状を学ぶ 
学習の成果成長が続く半導体産業の成り立ちと今後の発展を理解し、その中で自律して活躍できる自身のキャリア像を考える端緒を獲得 
授業の目標・概要等 ・最先端テクノロジービジネスの流れを理解する
・多様性を活かすための企業事例を理解し、どのような人材がいかにして活躍できるかというモデルを見聞する
・専門性や日本国内にとどまらない、グローバルな規模でのキャリア形成を考える 
授業計画 講義とグループディスカッションを組み合わせた授業を実施する。
具体的には、第2回以降は授業前半コマにおいて講義を行い、授業の後半コマにおいて、講義の内容にかかるグループディスカッションを行う。

第1回 全体ガイダンス(6/7)※6/7は後半コマに授業を実施しない。
本講義の趣旨、内容および期待される成果等の紹介他(半導体専攻学生以外への間口拡大と広島大学において実施する本講義の目的・意義を含む)

第2回 専門性を超えたキャリアの作り方(6/14)
専門性を超えて社会で求められる知識やスキルについて学ぶ。半導体エコシステムの会社グループにおける様々な人々の多様な職務・職種の紹介(エコシステムに着目して多様な人材が活躍できるというイメージ作り、女性他ダイバースな活躍のイメージ喚起およびウェルビーイングへの取り組み・広島他地方生活の豊かさ等の紹介を含む)

第3回 グループディスカッション(専門性を超えたキャリアの作り方)(6/14)

第4回 グローバルなキャリア形成(6/21)
これからのキャリアは日本国内にとどまらずグローバル規模で形成することの必然性、またグローバルな視点とは何かを学ぶ。(働きやすい会社としてのグローバルマイクロン、自律的なキャリア形成および枠を飛び越えた自己実現に対するモチベーションの重要性を含む)

第5回 グループディスカッション(グローバルなキャリア形成)(6/21)

第6回 半導体産業における情報活用(6/28)
半導体企業の中での最先端DXについて学ぶ。マイクロンおよび他社を含む最先端のDX活用・アイデアの事例紹介(例:VRオペレーション)を紹介する。(半導体メモリの基礎知識を通した技術課題に対する先端DXの活用を含む)

第7回 グループディスカッション(半導体産業における情報活用)(6/28)

第8回 社会とビジネスにおけるダイバーシティの重要性(7/5)
グローバルおよび日本の社会・ビジネスにおいて必須の考え方となっている「ダイバーシティ(詳しくはDiversity, Equity/Equality and Inclusion (DEI)、多様性・公平/平等・包摂)」の考え方と重要性を学ぶ。社会やビジネスにおいてなぜダイバーシティが必要なのかを理解し、これを実現するための企業(マイクロン、東京エレクトロンなど)の取り組みについて知る。その背景となる「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」の存在を知り、周囲や自らの中にあるアンコンシャスバイアスをどう認識するか、いかに乗り越えてダイバーシティを、そしてよりよい社会を実現するかについて共に考える。

第9回 グループディスカッション(社会とビジネスにおけるダイバーシティの重要性)(7/5)

第10回 半導体ビジネスの潮流[1](7/12)
先端テクノロジービジネスの展望を学ぶ。半導体ビジネスの歴史から世界の産業のトレンドを学ぶ。具体的には半導体産業全体の規模(デバイスメーカーのマイクロンやTEL他のサプライヤを含むエコシステム全体)や多様化するアプリケーションやエンドユーザの紹介等。(半導体ビジネスおよびテクノロジーの成り立ちおよび変遷、装置サプライヤ視点での技術革新とその影響、ビジネスの観点から“半導体”に要求されている事項(品質、消費電力、スピード等)、AIの普及に伴う半導体の需要と供給バランスを含む)

第11回 グループディスカッション(半導体ビジネスの潮流[1])(7/12)

第12回 半導体ビジネスの潮流[2](7/19)
国内外比較として世界の流れと日本の立ち位置・課題、変わりゆく日本の産業(含むエコシステム)のプレゼンスの変化を紹介し、その中で半導体産業の位置づけ、広島大学の価値発揮の重要性についてその意義にも触れる(地政学的リスクの回避、日本のエコシステム活用、半導体を中心としたサプライチェーン強化、日本政府の産業振興戦略を含む)

第13回 グループディスカッション(半導体ビジネスの潮流[2])(7/19)

第14回 まとめと課題(7/26)
グループプレゼンテーションと個人課題(レポート)準備

第15回 まとめと課題(7/26)
グループプレゼンテーションと個人課題(レポート)準備


レポートの提出 
教科書・参考書等 特にないが、最近出版された半導体産業や政策について書かれた書籍が参考となる。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
半導体産業や政策に関するニュースや新聞記事に目を通しておくと講義内容の理解の補助となる。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 レポートおよび、グループプレゼンテーションの内容による 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
東京エレクトロン、JETRO、マイクロンの講師が、現在の実際の業務に関連する産業状況や今後の動向を踏まえて授業を行う。 
メッセージ 日本のみならず世界で注目されている半導体について、その産業、技術および関連するキャリアに関して学び、将来の皆さんのキャリアを考えましょう。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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