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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 63831001 科目区分 領域科目
授業科目名 化学と人間
授業科目名
(フリガナ)
カガクトニンゲン
英文授業科目名 Chemistry and human being
担当教員名 清水 典明
担当教員名
(フリガナ)
シミズ ノリアキ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 水11-12:東千田M301講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面 講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 07 : 化学
対象学生 法学部・経済学部夜間主コース学生
授業のキーワード 分子の構造、水、生体膜、生体高分子、分子生物学、がん、ウイルス、遺伝子工学 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(自然科学系科目群) 分類:化学 
学習の成果1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。
2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 
授業の目標・概要等 私たちの体は化学分子でできています。さらに、私たちの日常生活には、食品、化粧品、嗜好品、医薬品、等々、様々な化学分子があふれています。自分の体と身の回りを正しく理解して健康に生活するために必要な、化学を中心とした知識と考えを身につけ、使えるようにすることが本授業の目的です。 
授業計画 第1回 ガイダンス、この世界は何でできているの?・・・化学の歴史、元素、周期表、原子の構造
第2回 原子からどうやってこの世界ができるの?・・・共有結合と分子の形
第3回 「水」はなんで特別なの?・・・水素結合と疎水性相互作用
第4回 水と油で命の場所ができる!・・・洗剤とシャボン玉と生体膜の化学
第5回 炭素を骨格にする有機分子・・・それが、甘味、うま味、香りをうみ、意識を変える
第6回 いきものの体を作る巨大な分子(1)・・炭水化物と核酸
第7回 いきものの体を作る巨大な分子(2)・・蛋白質
第8回 化学反応を組織化して、命の炎を燃やす・・・触媒と代謝
第9回 命の情報を伝え、変換してこの体を作るというケミストリー・・・ゲノムと情報変換の化学
第10回 ヒトを作るための情報ってなあに?・・・塩基配列の決定法とヒトゲノム
第11回 染色体と親子関係の話・・・巨大な分子が集まって、超々巨大な構造ができる
第12回 なんで「がん」になるの?・・・なんでゲノムが壊れていくんだろう?
第13回 ウイルスってなあに? ・・・そして、新型コロナの検査とワクチンについても
第14回 バイオ医薬品ってなあに?・・・なんで今大注目なんだろう?
第15回 期末試験 
教科書・参考書等 資料を配付します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料・パワーポイント 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
前日までに講義ファイルをムードルにアップします。それに目を通してから授業に参加してください。復習は、配布物と講義中のメモをよく見直し、わからなかった点を整理し、調べ、次回に質問してください。 
履修上の注意
受講条件等
文系学生を対象にした、広く浅くわかりやすい講義です。そのため、理系の特に生物・化学を基礎とする学部学生は、原則として履修できませんし単位認定できません。 
成績評価の基準等 授業への参加態度30%、課題レポート30%、期末試験40%、として評価します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 原子の構造からヒトの体まで、シームレスに(まったくギャップなしに)つなげます。面白くて役に立つ化学を基礎にした生命科学を理解して貰います。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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