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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 63300301 科目区分 領域科目
授業科目名 自然科学研究の倫理と法令
授業科目名
(フリガナ)
シゼンカガクケンキユウノリンリトホウレイ
英文授業科目名 Ethics and regulations in natural science research
担当教員名 北村 憲司,田中 伸和,中島 覚,古水 千尋,梅尾 和則,稲田 晋宣,信清 麻子,松嶋 亮人,外丸 祐介
担当教員名
(フリガナ)
キタムラ ケンジ,タナカ ノブカズ,ナカシマ サトル,フルミズ チヒロ,ウメオ カズノリ,イナダ クニノブ,ノブキヨ アサコ,マツシマ アキヒト,ソトマル ユウスケ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月5-8:総K206
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面講義を基本にするが、一部の時間はオンラインを使用(事前に連絡する)
 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 04 : 生命科学
対象学生 2024年度入学生および過年度生
授業のキーワード SDG_03、SDG_14、SDG_15、安全管理、コンプライアンス、生物多様性、遺伝子組換え、遺伝資源、ゲノム編集、実験動物、動物愛護、クローン、iPS/ES細胞、高圧ガス、寒剤、放射線影響、放射性同位元素、放射線利用、環境放射能、原発事故 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(自然科学系科目群) 分類:生物 
学習の成果大学の研究室で本格的な研究を開始する前に知っておくべき基本的な自然科学研究の倫理とそれに関係する法令、最近のトピック等に関する知識の習得 
授業の目標・概要等 [目標]現代の自然科学研究は目まぐるしい速度で発展しており、大学における研究はその発展を先導する立場にある。しかし、先端的な自然科学研究が進歩すればするほど、本来考えるべき倫理感が希薄になってくる。このような状況では、自然科学の方向性を見誤る可能性が生じるため、これを抑止するために適切なルールが必要となる。すなわち、自然科学研究の進展がSDGsを意識した自然環境の保全や安全な人間社会の維持と乖離しないための法規制が重要である。本講義では、自然科学の研究・実験におけるコンプライアンスの重要性を理解することを目的とする。
[概要]自然科学研究支援開発センター・総合実験支援・研究部門で放射線実験、低温実験、遺伝子実験、動物実験の安全管理に携わる教員が、それぞれの関係分野における研究と実験に関する倫理と法令について分かり易く説明し、これから自然科学研究に携わる学生のコンプライアンスの感覚を養ってもらう。
本授業では、全体を放射線実験、低温実験、遺伝子実験、動物実験の4つの単元に分け、それぞれで2~4回の関連ある授業を行う。なお、それぞれの担当者は以下のとおりである。
1)放射線実験:中島 覚、稲田晋宣、松嶋亮人
2)低温実験:梅尾和則
3)遺伝子実験:田中伸和、北村憲司、古水千尋
4)動物実験:外丸祐介、信清麻子 
授業計画 第1回 本講義の概要:自然科学研究における倫理とコンプライアンスとは(外丸)
第2回 放射線利用と放射線規制(中島)
第3回 RI規制法と関係法令(中島)
第4回 生命系の放射線安全利用(稲田)
第5回 環境放射能(福島事故を含む)(松嶋)
第6回 高圧ガスの取扱いと法令(梅尾)
第7回 寒剤の取扱いと法令(梅尾)
第8回 生物多様性と自然環境保全(田中)
第9回 病原微生物と遺伝子組換え生物(田中)
第10回 名古屋議定書とABS(北村)
第11回 デジタル配列情報と合成生物学(北村)
第12回 ゲノム編集と遺伝子ドライブ(古水)
第13回 動物実験に関わる倫理と法令(総論)(外丸)
第14回 先端的動物実験の規範(クローン,ES/iPS細胞など)(外丸)
第15回 実験動物の福祉(信清)

試験・レポートの実施予定:毎回の授業後に小テストを実施、期末試験は最終レポートで実施。

なし 
教科書・参考書等 特に指定しない。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回:自然科学研究における倫理と法令順守について理解する。
第2回:放射線を利用した研究と放射線の人体に対する影響を理解する。
第3回:放射線利用者の安全と公衆の安全を理解する。
第4回:生命系における放射線利用とその安全取扱について理解する。
第5回:身の回りに存在する天然および人工放射線について理解する。
第6回:高圧ガスとその容器(ボンベ)の取扱いと関連法令について理解する。
第7回:寒剤(液体窒素・液体ヘリウム)の取扱いと関連法令について理解する。
第8回:自然環境を保全する上で重要な生物の多様性の維持について理解する。
第9回:病原微生物への注意と遺伝子組換え生物の安全管理について理解する。
第10回:名古屋議定書とABS(海外遺伝資源の利用に関する国際的な取り決め)について理解する。
第11回:遺伝子配列データベース情報を利用した生物の改変における問題点を理解する。
第12回:ゲノム編集技術と遺伝子ドライブが環境に与える影響について理解する。
第13回:動物実験の実施における倫理と法令等の順守について理解する。
第14回:クローニングや幹細胞研究等の高度な動物実験の規範を理解する。
第15回:動物実験を行う上で実験動物の福祉を実施することの必要性を理解する。 
履修上の注意
受講条件等
本講義における履修上の注意や受講条件は特にないが、生命科学をはじめとした自然科学の分野の研究を行う予定の学生が望ましい。 
成績評価の基準等 小テスト(50%程度)、期末試験(最終レポート・50%程度)により行う。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
授業担当教員の一部は製薬・医薬品開発企業で動物実験倫理委員として動物実験を指導しており、実験動物の福祉についても解説する。 
メッセージ なし 
その他 なし 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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